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中国経済・隠された危機 「世界経済の救世主」のウソを暴く (Voice select)

中国経済・隠された危機 「世界経済の救世主」のウソを暴く (Voice select)の写真

・中国の失業率(4.2%、886万人)が対象にしているのは、登録失業者(都市戸籍を持つ者のなかで失業登録をしている人々)である、都市における実質失業率は9.4%(p18)

・中国は対前期比の実質GDP成長率はもちろん、実質GDPの実数値までまともに公表しない(p26)

・中国経済成長関連の指標のなかで、最も信用が置けるのは電力消費量、2008年の伸び率は5.2%、10月ー12月期はマイナス%(p33)

・中国のPPP(購買力平価)ベースのGDPが、2007年12月17日に世界銀行により、唐突に4割も下方修正された、つまり1986年から2007年まで20年間物価が全く変動していないという前提で計算、公表されてきた(p46、48)

・シャープの亀山工場の主力液晶は第8世代、2010年春には最新の第10世代生産が堺工場で始まるので、旧ライン(6世代)を中国に売ろうとした(p55)

・金融企業のビジネスモデル(儲けのネタ)は、「金利差」である、安い金利でお金を借り、より高い金利で貸し付けることに尽きる(p70)

・バブルとは「民間」の投資意欲が高まらなければ起きようが無い、日米英欧州では非現実的なので、中国が選ばれている(p78)

・中国では、銀行から「政府命令」による融資を受けた一部大企業が、子会社の金融企業経由で資金を株式市場に投じている(p85)

・2009年上半期に中国でバブルが創出されたのは、中国株式市場では、株式の売却が必ずしも自由に行えるわけでないとうルールにもよる、2009年こそ売却が可能となる中国株は、2005年以降に流通株に転換された株式総数の58%を占める(86)

・中国の国家統計局が6月12日に発表した2009年5月の工業生産は、対前年同月比で8.9%成長、発電量が減少する状況では、エネルギー消費効率が突然高くならない限り、発電量か工業生産のどちらかがウソとなる(p103)

・2008年の国民貯蓄率は51.3%、1992年の36.3%
から大きな増加が見られる、一般家庭の貯蓄率も28.8%と過去最高である(p127)

・中国はITの技術情報をメーカーに強制開示させる制度を2010年に導入すると宣言して、世界中に波紋を広げている(p137)

・外貨準備高=政府保有分を考える場合、対外資産との比較で考える必要がある、2009年3月末で中国が184(外貨)、277兆円(対外資産)に対して、日本は96、549兆円である(p153)

・現在、世界中の政府が景気対策を拡大して国債増発を実施している、順調に国債を消化できているのは、日米両国しかない(p162)

・一般の資本主義国では、プライマリーバランスの黒字化は、経済成長によってのみ達成できる(p164)

・2009年1-5月までの対中直接投資は、前年同月比で2割縮小、企業数では34%減少、中国経済を牽引していきたのは、中国に生産拠点を設けた外資系企業の輸出であることを考えると、不吉な現象(p179)