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2015年までは通貨と株で資産を守れ!

2015年までは通貨と株で資産を守れ!の写真

・世界経済を不安定にしている2つの本質は、不均衡と連鎖(p13)

・ギリシア国債の発行通貨がドラクマからユーロに変わって投資家の評価が変わった、それまでと比較して金利が下がった他、ドイツ・フランスよりも金利が高いので一転して魅力ある金融商品となった(p24)

・サブプライム危機が起きる前、世界にばらまかれたサブプライム担保証券の規模はわずか1兆ドル(全体:180兆ドル)であったが、不安の連鎖が金融資産を暴落させた(p30)

・相対取引されるデリバティブ市場残高はいまだに600兆ドル(世界のGDP合計の10倍)もある(p39)

・米国の10大金融機関が保有する金融資産は1990年には米国の10%程度であったが、現在は75%を超える(p44)

・EU貿易の60%以上が輸出入ともにEU内でのもの、ドイツ・フランスでもEU枠外以外の貿易は全体の3分の1程度(p50)

・所得代替率とは、現役時代の収入比較でどの程度、年金がもらえるかというもの、ギリシアは84%、イタリア78%に対して、日本50%、アメリカ38%である(p63)

・2010,11年と2年連続で欧州銀行のストレステストで合格を与えられた銀行がいとも簡単に国有化や破綻をして、EU特有の甘さが露呈した(p73)

・EU誕生の意義は平和の維持(安全保障)にあるので、その本質を踏まえればユーロが解体、崩壊に向かうことはあり得ない(p79)

・EU各国の金融機関が保有する金融資産のGDPに対する倍率は、ドイツ:4倍、フランス:6倍、英国:7倍、EU全体:5倍であり、さんざん非難されてきた米国の4倍超をはるかに上回る(p96)

・米国のウォールストリートは大企業の経済だが、メイン・ストリートは7割(企業数、雇用)を占める中小企業による(p123)

・2011年11月にはアラバマ州ジェファーソン郡が破綻(40億ドル)し、1994年のカリフォルニア州オレンジ郡の17億ドルを大きく上回った(p131)

・最近、バフェット氏が「ダラー・ジェネラル」に投資していることが判明、消費大国が節約志向を強めていく可能性がある(p149)

・米国ではTPPそのものが国民からあまり歓迎されていない(p160)

・資本主義は限界を迎えている、1)企業と国家の分離という問題、いくら海外で巨額利益を稼いでも国内での雇用を増やさない、2)成長率の低下の問題(p225)

・円安へ転換するステップ、1)QE3により円高、2)欧州債務問題で解決提示により収束へ、3)米国景気回復、QE3終わる見通し(p238)

・円安基調(2012-13)が鮮明になるにつれて、日本株は輸出企業(ヤマハ、キャノン、ファナック、日本電産、トヨタ、ソニー等)を中心に上がる(p247)