suu3.jp 戻る

summary

竹中平蔵教授の「反日」経済学

竹中平蔵教授の「反日」経済学の写真

・経済力とは、貨幣(お金)の量では決まらない、財やサービスの生産能力、つまり「供給能力」によって決定される、経済とは「ビジネス」とは異なる概念、経済の語源は、国民が豊かに安全に暮らせるようにする政治(=経世済民)から来ている(p3)

・日本は1997年のデフレ化以降、虎の子の供給能力を破壊する経済政策を続けてきた、具体的には、緊縮財政と構造改革である。これが間違っていたからこそ、デフレーションが延々と続いてきた(p5)日本経済を妨げているのが「需要不足」というデフレーション、日本にデフレ継続を余儀なくさせているのが、プライマリーバランス(PB)黒字化目標、平均概念の潜在GDP、そして発展途上国型マクロ経済モデル(IMFモデル)というモデルである(p11)

・実体経済において、生産・支出・所得の3つは、イコールであるため、実はGDPとは、国内の生産の合計であり、支出の合計、所得の合計である、つまりGDPが増えるということは、実は実体経済において国民の所得が拡大していくことを意味する(p19)銀行融資の返済は消費でも投資でもない、誰の所得にもならない(p24)

・所得の縮小と物価の下落が悪循環を描いて進行していくのがデフレである、物価の下落というよりは所得の減少の問題である(p25)

・デフレの国では国民の実質賃金は下落していく、1997年と比較して2020年までに14%も下がった、これは国民の貧困化である(p27)

・デフレギャップを埋める支出、需要を拡大できる存在は「政府」しかない、消費(政府最終消費支出)や投資(公的固定資産形成)あるいは消費税減税により、民間の消費を喚起する、積極財政こそがデフレ対策である。これが、PB黒字化目標というものでデフレ対策が封印された(p30)

・日本国債は100%自国通貨建てなので、子会社の日本銀行に貨幣を発行させ、国債を買い取らせることが可能な日本政府が財政破綻に陥る可能性はゼロである(p32)国際は国家債務の略ではなく「国庫債券」の略であ理、国家が発行する貨幣です、日本銀行券(=現金紙幣)と発行者が異なるだけで変わらない(p35)

・国債の利払いは、日銀の決算が終わると「国庫納付金」として戻ってきている、召喚期限が来れば借り換えれば済む(p36z9

・PB黒字化目標とは、民間赤字化目標である、この赤字化の負担は、国民に押し付けられることになる(p40)