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summary

大人の日本語

大人の日本語の写真

・手紙は1)前文、2)主文、3)結文の3つから構成される、前文には拝啓のあとに、時候の挨拶・相手の安否を尋ねる、主文は「さて」から始める、結文には、終わりの挨拶・結びの言葉(敬具)・日付・署名・宛名の順になる(p21)

・いまの日本語は建前は言文一致になっているが、実際にはそうではなく、書くように話す人はいない(p31)

・チャーチル首相が大議場は「いけない」と言ったのは、大声で知恵のあることは述べられないとし、手狭な議場は拡張しなかった(p43)

・大人の言葉は、ゆったり間をとって話されるのが望ましい、早口は、幼い、弱い心を表している(p48)

・「もしもし」は、「申し申し」の略、電話をかけるときには「xxxと申します」と言うべき(p50)

・若い人たちは、学校で話すことと、電話で話すことは別、電話のほうが本音が話しやすい(p71)

・面倒な話は、月曜日に持ち込まれると反応は悪い、週末は休みの前であり、心が軽くなるので引き受けてもらいやすい(p73)

・「である」と「であろう」は同義表現であるが、ニュアンスが違う。「である」は、ふんぞり返っている感じがするのに対して、「であろう」は当たりが柔らかい(p77)

・様々な種類の着物を使い分けているように言葉にも、寝間着・普段着・よそ行き・礼服、の差がある(p82)

・長話を避けるには、1)充分時間をかけて何を言うか決める、2)話すことを3つに絞る、3)どこで話を終わるか終点を明確にさせておく(p90)

・「エー」を使わない使い方をするようになったら、頭が良いという噂が広まったこともある(p103)

・人間は、ひとの不幸によって幸福を感じる、悲しい話に同情するのは、その裏返し(p107)

・おもしろい話でみんなを笑させられる人は、あちこちのパーティからお呼びがかかる、そうでない人は二度と声はかからない(p114)

・エレガント話題をつくようにするには、あもしろいトピックをメモしておき、それに自分なりの料理を加える(p116)

・使い方の最も難しいのは、二人称である、最初に「すみません」と呼びかけるのは謝っているのではなく、「もしもし」という呼びかけの代わり(p122)

・「あげる」は、目上のものにものを渡す言葉である、目下に使うのは「やる」(p125)

・様とは、直接本人に呼びかけるのでなく、その人によく似た人という心遣いで様と呼ぶ、慣用によって「殿」は目下の者にも使う(p131)

・「ご」は漢語につき、「お」は和語につく(p133)

・利用するは、何度でも使えるものに使う(p135)

・自分の勤めている会社を「わが社」と言って許されるのは若僧のみ、「小社」が良い、謝罪するときには「弊社」が当たり前(p152)

・自分と相手、他人とでは原則として動向が変わる、1)自分:行きます、参ります、食べます、ねる、2)相手:いらっしゃいます、おいでになります、召し上がります、お休みになります(p156)

・1こ、2ことは、もとは子供の言葉づかいであった、家:一戸、一軒、船:一艘、一隻、手紙:一通、一本、はがき:一枚、薬:一服、一錠、一粒(p167)

・Teacherは中流以下、上流ではMaster、I beg your pardon?は最近では下流でも使われるので「What?」が上品な言い方になった(p188)