・日本国債の格下げ発表のたびに売りを仕掛けていた海外の大手ヘッジファンドは、何度かの仕掛け売りに失敗し、日本の債権市場から徹底していった(p20)
・シンジケート団には、引受額に応じて一定の手数料が国から払われる、2002年5月発行分からは100円当り39銭となったが、それ以前は63銭であった(p31)
・日銀が国債の直接引き受けは財政法で禁じられているが、日銀が国債の買い切りオペによって市場から購入した国債が償還を迎えた場合に限って、これに対応する借換債を日銀が引き受けることは、インフレを招かないとの理由から例外的に認められる(p34)
・1985年度からは建設国債だけでなく、赤字国債にも借換債の発行が認められる事になった(p40)
・借換債の発行方法を例にとると、10年国債は10年後に償還されるが、6分の1だけが現金償還されて、残りの6分の5はあらたに借換債が発行される(p41)
・財投債で全部賄おうとすると債券市場に大きな影響を与えるので、2001年から7年間は、郵貯・公的年金・簡保により直接引き受けがされた(p44)
・国債の保有者別内訳(2001年末)として、民間金融機関、財政融資資金、日本銀行、年金、郵貯、簡易保険等である(p73)
・日銀は2001年に金融政策方針を変更して、金融調節目標を、「金利」から「量:日銀当座預金残高」に変更した(p129)
・格下げにも拘わらず日本国債が暴落しないのは、1)日本国内の投資家が購入、2)日本の長期金利が低位安定している、3)ペイオフ対象外(政府保証)である(p149)