・日本は昔から20代の若手社会人が高い確率で転職をする社会であるが、35歳以降では少なくなり、30代中盤から定年まではひとつの会社で過ごす人が全体の6割以上であり多い、年代別転職率はこの20年間あまり変わらない(p12)
・イギリスを除く欧州主要国では40歳頃、米英も45歳kらいで転職は下火になり、終の棲家に落ち着くのが世界的傾向である(p17)
・多くのジョブローテーションが、主業務に対して、副業務を短期間という組み合わせになる(p20)
・外から来た人は、今の会社とは実務内容が著しく異なるので、行き場のない人材となっていくので、ジョブホッパーになりやすい(p22)
・課長が転職できない理由として、1)部下の顔や個性を知る必要がある、2)意思決定の仕組みや作法を知る必要がある、3)社内のコネが必要、である(p28)
・40歳で課長になった場合は、今の会社に居続ければ良い、条件として、1)よほど危なくない、2)よほど悪い査定でない、である(p41)
・正社員のリストラは、組織衛生(若手からの不満解消)にあり、その対象はせいぜい1割程度であり、大多数の人は残れる(p48)
・日本はどの部署でも異動できるが、それは給料が仕事でなく、人の能力で決まる仕組みだから(p64)
・1022万人の年収200万円未満層が本当にワーキングプワーといえないのは、他に世帯収入がある人達である可能性が高いから(p104)
・転職の世界では、資格や専門知識よりも、経験が生きる、逆に言えば、職務経験のない資格や語学は評価されにくい(p118)
・実務経験をしたうえで、会社のルールをわかりはじめた時に、学校でも通って専門知識をつけると、会社に活かすことができる(p122)
・各種スクールで知識やスキルのみを積んだ人達は、実務では通用しない(p123)
・キャリアアップのために自己啓発を行うのであれば、今の仕事で精進するのが最も良い(p124)
・成果主義でもそれ以前の制度でも、査定の中身は殆ど変わらない、それはもとから業績や成果が多分に含まれ、今でも「能力」「態度」「行動」などのサブ指標が勘案され、私情を挟みながら決定される、最大に変わったことは月給が下に動くこともあること(p132)
・給与というのは、業績が悪くても古査定の85%程度は支給される、アメリカも日本もかなり近い給与体系である(p135)
・オレはこの仕事に適性がないと言う前に、まずは自分の持てる別の力で適性をカバーできないか考えてみるべき(p154)
・リーダシップを獲得するには、1)経験から物事を学ぶ姿勢ができていること、2)経験に飛び込んでいく勇気があること、である(p178)
・総合職により社内再チャレンジができる会社の基準としては、従業員数が150人が目安(p183)
・30歳を過ぎているあなたは、目の前の階段をゆっくりと上がっていくだけで良い、むやみに横道にそれるのは百害あって一利なし、とくに日本では(p184)
・日本型雇用の正社員は、全員が幹部候補、これがあまりにも異常であり、世界でこんな仕組みは異端である(p187)
2011/2/6作成