・レジ袋を追放した地域に起きていることは、レジ袋は5分の1になるが、それと同じもの「ポリ袋」の消費量が増える、自治体が進めている「レジ袋追放」というのは、ポリエチレンの袋を販売する会社を儲けさせる。(p19、22)
・スーパー業界としては、レジ袋仕入れ値:300億円、その代りとなるポリ袋の売り上げは1000億円程度で純益は500億円、半分は役所にいっても利益率2%のスーパーとしては、売上1兆円規模の新製品となる(p25)
・杉は成長が終わると次世代のことを考えて、花粉をまき散らすことになる、かつては伐採して利用していた(p35)
・太陽電池パネルの設置した費用を25年で回収可能というのは、「お金持ちで、特定のところに住んでいて、フルに太陽電池を利用でき、もともと電気節約をしていない家」となる(p45)
・25年を短く(11年程度)にするために、1)設置するときの補助金、2)太陽電池で作った電気を2倍の値段で電力会社へ買い取らせる制度、をつくった(p45)
・ハイブリッド車は、環境にやさしい車といわれるが、それは「乗っている人の使うガソリンが少ないだけ」であり、1)ガソリン消費の差がでるのは多くドライブする人のみ、2)車体重くて道を傷める、3)故障確率が高い、4)電池消耗がある、ことから環境にはやさしくない(p51)
・だいたい工業製品は、30年研究してもまだ補助金を必要としているものは、ものにならない(p52)
・太陽電池のメーカーが大量生産すれば値段が安くなるというのが本当なら、税金投入や、2倍の値段で電力会社が買ったり、一般の電気代を高くするのはおかしい(p56)
・もともと人間のように性別がはっきり分かれている生物は多くなく、魚などは環境に応じてオスとメスが変わるものが多い(p61)
・リサイクルが始まって10年ほど経過してリサイクル率は60%という数字が出ているが、石油消費量は変わっていない、再使用しているのは100個のうち1個程度、焼却を「サーマル・リサイクル」と言っている(p64)
・石鹸は、ヤシや牛から油脂をとり、それと化学薬品を反応させる、洗剤は原油から油をとり、それと化学薬品を反応させる、いま生きているのを使うのが石鹸、数億年間に死んだ生物を使うのが洗剤(p76)
・温暖化において、日本全体で平均気温が3度上がるときには、北海道では4度、関東地方では2度、沖縄では1度程度上がる、季節では冬で5度、夏で3度程度(p91)
・北極の氷は、海に浮かんでいるので溶けても溶けなくても海水面の変化はない、南極の気温は今のところ変化がないので氷が溶けないが、上昇する場合には氷が増えるので、海水面は下がる(p98)
・東京はこの100年で3.5度も気温が上がっている、東京以外の地域はまだ、0.7度であるので、東京は「100年後のモデルケース」である、現時点を考えるとマラリアは流行していないので、温暖化により熱帯性の病気が流行することはない(p105)
・GDPあたりのエネルギー消費を比較すると、日本は1981年の時点ですでにカナダやアメリカの4分の1、欧州比較でも半分以下である(p162)
・200年前に工業の規模が拡大した時に起きたのは「自然エネルギーでは限界がある」ということ(p184)
・エネルギー資源がなくなるのは間違いであるが、問題なのは「値段」である、製造装置を作り直すなど、時間とお金がかかる、製造量が減り需要はあるので値段がかなり高くなって、企業や家庭が乗り切れない可能性がある(p190)
・冷房の温度を下げても、その代わりに電気代が浮くので、それを別の用途に使うので、CO2の発生量と冷房の温度設定は無関係(p215)
・年金創設時に、有名な経済学者や社会学者がいたが、わざと欠陥だらけの年金制度を作った(経済に不況がある、先進国には成熟度がある、女性教育レベルがあがると出生率が下がる等を知っていたにもかかわらず)のは、ばれるに40年間かかることを知っていたから(p224)
・オイルサンド、オイルシェールで1000年くらいもって、更に海底には「石油に似たエネルギー」がある、その根拠は、地球が誕生した時に100%のCO2が、カルシウムと結合して石灰岩、サンゴ礁になったものと、生物が炭素と酸素に分けたもので消費されてきたから、地球上の酸素の量に見合うだけ炭素がないとつじつまが合わない(p234)
・対流圏温度は、月々の変動こそ激しいものの平均的には上昇していない、ただし1978年からの地上温度は上がっている、地表だとヒートアイランド現象による影響も考えられる(p241)
・地球上に大量にある5元素は、水素・炭素・酸素・ケイ素・鉄、である、気温が20度くらいの時には、水は液体で海、二酸化炭素は気体で大気、土は固体で陸地、重たい鉄は中心に沈んで核をつくった、その後にできたのが、二酸化炭素と水を分解する触媒である生物である(p274)
・オゾン層、酸素、澄んだ海、適当な二酸化炭素という原料がそろったので、古生代、中生代と生物が繁栄した、そのころの環境は「二酸化炭素がいまの10倍、平均気温は5度くらい高い20度」と予想される(p276)