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メディアの大罪 テレビ、新聞はなぜ「TPP戦争」を伝えないのか

メディアの大罪 テレビ、新聞はなぜ「TPP戦争」を伝えないのかの写真

・メディアの権力が絶大なのは、特定の情報を報じる際に、自らの「意図」を込めることが可能であること(p23)

・1930年代の日本と今で一つだけ決定的に異なることは、インターネットの存在(p29)

・TPPとは別に新たにつくられる協定でははい、4か国(シンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランド)がすでに協定しているもの(p31)

・インターネットにおける言動活動は、新聞やテレビと異なり、間違った情報を流すと容赦なく反撃をくらう、この双方性が特徴のひとつ(p34)

・販売店が過大な負担を負わせる押し紙は滋賀県内で、読売:18%、朝日:34%、毎日と産経:57%もある(p41)

・新聞社の販売収入はこの10年間で8%の下落率(1.28→1.18)、広告収入は50%減少(0.90→0.44兆円)となった(p44)

・デフレ期であるにもかかわらず、メディアに登場する人たちは、財政健全化・規制緩和・自由貿易推進・市場原理等の、インフレ対策のみ主張し続ける、デフレ期にインフレ対策をするとデフレは深刻化する(p59)

・新聞社やテレビは、市場原理を推進するならば、新聞特殊指定・放送免許制度の廃止、電波オークション導入を主張すべき(p59)

・TPPで得する輸出産業の対GDP比は、アメリカ向け輸出自動車は対GDP比較で0.059%、家電が0.04%であり、あまりメリットがない(p88)

・デフレの国が生産性を上げるには、労働者の数を少なくする以外に方法はない(p93)

・大手マスコミの「要人の発言を歪めた報道」が、インターネットのツイッターにより否定されるという面白い時代になった(p138)

・政府の租税収入は名目GDPと明確な相関関係がある、実質GDPとは雇用が関係が深い(p140)

・TPPによるGDPの効果は10年で2.7兆円、1年で対GDP比較は0.05%、500万円年収の人が、2700円の収入が増えること(p145)

・2.7兆円という結果は、応用一般均衡モデルでインフレ率をゼロ、1ドル=100円という想定のもと、更には失業者が出ないという想定(p147)

・2011年10月28日にアメリカ議会が米韓FTAを批准して内容が明らかになった途端に、韓国国民は激昂した、そして延期されている(p167、173)

・1997年にカナダ政府がガソリン添加物でMMTの使用を禁止したところ、カナダに投資していたエチル社が仲裁機関に提訴、1300万ドルを得た(p171)

・意気揚々とホノルルに乗り込んだ野田首相は、P9諸国の首脳会合にも参加できなかった、管首相のオブザーバー以下の扱い(p185)

・オバマはウォール街と労働組合から選挙資金を出資してもらったので、TPP貿易推進をする必要がある(p193)

・東日本震災の復興予算成立が遅れたのは、財務省が復興増税財源に拘ったから(p206)

・建設国債とは、国内インフラのために発行される国債で、償還期限は60年(p214)

・国家の富とは、生産資産(工場など)、有形非生産資産(土地、資源等)、対外純資産の3つを合わせたもので、国内の金融資産は含まれない(p220)

・たいていの場合、ストック(蓄積)である国富と、フロー(所得)であるGDPは区別して理解されていない(p222)

・バブル期に民間企業がお金を借りていた時期は、日本の長期金利は8%を超えてイタリアを超えていた、この時は財政黒字であった、税収が増えて赤字国債もゼロ(p225)

・復興財源は建設国債で、という最も当たり前の意見がメディアから聞こえてこない、増税に歩調を合わせている(p227)

・惨事便乗型資本主義:危機のみが真の変化をもたらすは、新自由主義の元祖であるフリードマンに行きつく、彼はアメリカを大恐慌から救ったルーズベルト政策も否定する(p232)

・ハリケーンで被害にあったニューオーリンズでは、公営住宅がマンションに建て替えられ、公立学校100校が私立20校に建て替えられ、公立校に通っていた生徒は、バウチャーを用いて学校を選択するようになった(p235)

・物価、所得が下がり、民間投資が減少、少子化が進行するのは、デフレが原因(p243)

・アメリカを中心に構造改革や新自由主義は見直され始めている、GM救済が良い例(p244)

・財政再建とは、政府の借金を返すことではない、日本政府の負債は主要国と比較してこの10年では増え方は遅い方である(p257)