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summary

日本既成権力者の崩壊

日本既成権力者の崩壊の写真

・戦前は外国に追いつくためのと、追い越すための教育の両方が日本にはあった、東大と京大、お茶ノ水と奈良の二本立てにそれを感じる、東京は欧米追いつきで、関西は日本の伝統から見ての東西融合(p18)

・自分で勉強することが大事、引っかけ問題だらけの「下らない」学力は不要、興味があればそのときに自分で調べれば済む(p24)

・アナロジー(たとえ話)がうまい人がトップになるとは限らないが、アナロジーがうまい人がトップになれば政治も経営もうまくいく(p26)

・新しい知識を身につける方法は、必要になった時に自分で勉強すること(p32)

・イデオロギーが発生するのは、ある程度勝負がついて勝った方が「これ以上やるのは面倒で、答えはこれ!」と固定した考え方を押し付けた時(p35)

・閃くのは、集中と放心によってである、数日ものすごく集中して考えることで頭の中の電圧が高まり、それを解いて放電(神経細胞間の通電回路が形成)するのが放心(p41)

・2011年春の大卒者:55.2万人で就職したのは、34.1万人弱、大卒が誰でも就職できる時代は終わった、1990年には大学進学率(浪人含)は、24.6%だったが20年間で 50.9%になった(p51)

・米国でも本当に優秀な経営者は、企業経営には「損して得取れ」や長期的観点が必要なことを知っている、MBA取得者は理屈が先行して商売の機微がわからない(p58)

・筑波大学の教授には東大や各省から人が集まり、本心は「自分よりも賢い人間が来たら困る」だったので、優秀な人は集まらなかった(p71)

・明治大正時代は、人材は発掘や登用するもので育成するものではなかった、発掘した人は自分のポストを譲ることになっていた(p74)

・日本の工場が海外へ移転する原因を電力代のせいにするのは財界が官庁に遠慮しているから、本当の原因は手続きに時間がかかるから(p84)

・その年齢層が人口比率で3%程度だとマイナーらしく振舞うが、20%になると我を通すようになる(p106)

・関東大震災後に、東京市には自動車時代が到来してタクシーとバスが走るようになったのはアメリカが援助してくれたから、日本に自然発生したのは、馬車鉄道・市電・地下鉄(p127)

・ユーロには財政危機のユーロ加盟国を救済する緊急措置を発動できないことが表面化してユーロ安となった(p139)

・米国で債務上限引き上げ法が成立し、今後10年間で2.5兆ドルの財政赤字を削減、債務上限を2.1兆ドル引き上げた(p146)

・戦争に勝つ目的でつくられて今も継続されているものとして、「もっと働け」「もっと産め、殖やせ」貯蓄奨励、農業保護、一県一新聞・一銀行、9電力、NHK、生産現場への終身雇用と年功序列型賃金、社員食堂、社宅、国営強制保険、贅沢品を国家が決める、天下り等(p149)

・傾斜生産方式では、繊維産業の負担で重化学工業を育てた、日本の鉄を輸入してくれるインドの綿花を割り当てて、アメリカ綿は使用禁止にした(p152)

・台湾の李登輝総統は、「税率が高いと国民は節税・脱税に努力するが、10%くらいであれば払ってくれる」ことを体験した(p160)

・東日本震災の被害額:16.9兆円は、阪神大震災の9.6兆円よりも大きいが、被害の大きかった福島・宮城・岩手のGDPを合計しても兵庫県よりも少なく、過大ではないかと議論されている(p164)

・日本で建設中、計画中の原子炉は第三世代であり、今では第四世代になっている、最も注目されているのが「トリウム溶融塩炉」である(p184)

・放射線は年間100ミリシーベルト程度は浴び続けてきた、それが悪いものならば人類は絶滅していた、生き延びたのは、適応したか必要な刺激としてきたから(p191)