・ヘッジファンドが行っているデリバティブの売買は基本的に相対取引で、口頭か、紙ベースで行われていて、その情報交換には日本人は参加できる人は殆どいない(p2)
・2010年から始まる新たな10年間では、花盛りの後の憂鬱が起きる、本当に苦痛な離散の期間はその後にくる(p30)
・銀行は貸し出しの焦げ付きに備えて一定の現金積立を要求されていたが、ブッシュ時代に現金の代わりにアメリカ国債でいいとルールを変更した(p50)
・アメリカ企業は株価引き上げのために、資金を銀行から借りて自社株を買い続けた(p51)
・ヘッジファンドの運用成績を見るときに、ファンドが借り入れている資金は不思議なことに無視される(p54)
・日本政府の累積債務がGDPの200%になって騒いでいるが、世界全体で見れば800%、これはもうクラッシュして当然(p79)
・1792年の通貨法では、1トロイオンス(31g)の金貨の値段は19.75ドル、1944年ブレトンウッズ協定では、35ドルで1971年のニクソンショックまで、2006年は644ドル(p90)
・グリーンスパン時代に、物価統計は前月比か前年同月比しか発表しなくなった、5年前との比較はなくなった(p94)
・原油のドル決済をしていたUAE、シリア、カタール、クウェートがドル以外の支払を求めるようになった、またアメリカ国債格下げに伴い、シンガポールドル・スイスフラン等が値を上げている、持つべき通貨はこの2つの通貨(p98、157、231)
・アメリカ経済の息の根を止めるのは、テロリストではなく、内から発生するインフレである(p145)
・スペインは南アメリカの金銀を略奪したが、それがスペインになだれ込んで猛烈なインフレとなり、スペイン帝国の崩壊となった(p147)
・ハイブリッド車が走ることによって達成されるエネルギー抑制よりも、モータとエンジンを両積みする複雑な車の製造工程に投入されてロスするエネルギーが実は大きい(p154)
・日本経済を支えていた2つのエンジン(アジアの経済成長、アメリカの過剰消費)が止まると、ジャパンプロブレムがクローズアップされてくる(p197)
・資産の脱出先はシンガポールが最も良い、ゴールドがベスト(p235)