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summary

「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本

「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本の写真

・ペリー提督が日本との交流を迫った狙いとして、1)日本をアメリカの支配下におきたい、2)キリスト教に改宗させたい、があった(p15)

・アメリカの会社で働いたことのないアメリカ人は、外国からの移民と同じである。アメリカ人が日本でいくら働いていても価値がない(p24)

・日本の会社は、例えばフランスでビジネスをするとき、フランスがペラペラの日本人を歓迎するが、アメリカは違ってMBA取得者で、アメリカの会社で働いた経験があれば、日本を知らなくても構わない(p24)

・ヒスパニックはだいたいカソリックなので、アメリカで割合の多いプロテスタントに迫りつつある(p27)

・アメリカにはドイツ移民も多く、独立時には半分くらいの人の母国語はドイツ語だったので、独立後にドイツ語を国語にしようという運動があった。投票の結果、英語が一票差で勝った(p28)

・アメリカでは、知的なことは芸術的を好むのは、肉体的に弱く、男らしくないと考えられる。 アメリカでは金持ちになれば誰でも上流階級に入り、エリートになれると考えられている。しかし、エリートはひ弱であまり尊敬されていない、という感覚がある(p32)

・日本国内の戦争は、武士の戦争であり、欧州や中国と異質である。違うポイントは、民間人には殆ど関係なかった(p37)

・アメリカが日本に民主主義を与えたというのは誤解、「五箇条のご誓文」に民主主義を表す内容がある(p44)

・日本では考えられない議員が、アメリカの地方議会には存在する。州議会や市議会でおかしな宣言が採択されても、日本人は本気で受け止めない方がいい(p48)

・南北戦争とは、南部11州がアメリカ合衆国からの離脱を宣言し、北部23州との間で、1861-65年にかけて行われた戦争(p53)

・スペインとアメリカの戦争は、カリブ海だけではなく、太平洋でも行われている。アメリカはスペインの植民地だった、グアム、フィリピンにも派兵。(p60)

・日本人を排斥する法律は主に州レベルで推し進められ、1924年に連邦議会で排日移民法が成立した。これは1905年から20年近くかけて行われた(p67)

・アメリカ全体で異民族間の結婚が法律的に認められたのは、第二次世界大戦が終わってから。白人の女性が日本人と結婚すると、州によっては刑務所に入れられたはず(p71)

・アメリカでは、キリスト教文化が圧倒的な影響力を持っている。聖書の中には奴隷制度を容認していると解せる文脈の記述がある(p71)

・アメリカは、欧州ではイギリスを、アジアでは中国を守った。欧州で唯一、ドイツと戦い続けていたのがイギリスであったから(p96)

・アメリカが、2003年にイラクに攻撃したとき、宣戦布告をしていない。(p101)

・真珠湾攻撃の前に、アメリカ海軍はイギリス船団を護衛することで、宣戦布告なしにドイツとの戦争を始めたとも言える(p102)

・アメリカ人は自分の国をローマ帝国の子孫と位置付けているので、アメリカの建築物はローマ風の様式が多い(p106)

・奴隷制度が法律で許されていたのは1865年まで、しかし南部では差別的な法律(Jim Crow Laws)が残っていた、1960年代の公民権運動でなくなった(p109)

・「自分で考える」という個性を持つ普通のアメリカ人は、命令が出ても自分で考えることを止めない。だから陸軍の訓練は厳しくできない。しかし空挺師団は歩兵師団とは異なる。また海兵隊も違う(p112)

・1944年にパラオ共和国の、ペリリュー島で起きた戦いでは、日本軍がゲリラ戦法を採用し、アメリカ軍の戦死傷者は日本軍をはるかに上回った、硫黄島の戦いでも同様(p114)

・日本がアメリカに負けた最大の要因は、「つくる力」である。航空機を100機載せられるエセックスクラスの空母が24隻、50機載せられるインディペンデンスクラスが9隻就航している(p120)

・イギリスがインドから撤退したのに対して、フランスはベトナムを守ろう(46-54年までのベトナム戦争)とし、オランダもインドネシアを守ろうとして、多大な犠牲を払う戦争となった(p127)

・従来は、千フィート掘ると原油が採れて一日5000バレル産出したが、シェールオイルは1万フィート下に掘って、更に横に掘って産出量は一日80バレルなので手間暇がかかる。2年以内に4割、4年以内に8割の油田が寿命を迎える(p184)

・精製装置までの輸送は鉄道、事故による損失が1割にものぼる(p185)

・アメリカは、軍・警察が持っている銃器が400万挺に対して、一般国民が持っているのは、3億1千万挺である(p186)

・オガララ帯水層は、41年前に、あと40年で終わるとされていたが、現在、カンザスやネブラスカでは、あと2,3年で終わりだと言われている(p188)

・ミシシッピ川の水位が下がったために、現在は一方通行となっている(p191)

・これからアメリカは、石油と食料で本当に困難になるだろう、そうすると、医者・兵士・農民・大工は大切だが、弁護士、コンサルタント、企業経営者はほとんど必要ないだろう(p192)