suu3.jp 戻る

summary

老後破産 長寿という悪夢

老後破産 長寿という悪夢の写真

・夫婦二人で暮らしていれば、二人分の年金を合算して生活して維持することができていても、いずれかが亡くなれば、一人分の年金で暮らしていかなければならない(p12、95)

・一人暮らしの年金収入を分析すると、およそ半数(300万人)近くが、生活保護水準を下回る120万円未満であることがわかった(p13)

・実際に生活保護を受けている高齢者の割合は10%程度で、殆どの人は生活保護に頼らずに、年金収入だけで切り詰めた生活を送っている(p14)

・富裕層が多く住むイメージのある港区でも、生活保護水準以下(年収150万円以下)の単身高齢者は、30%以上に上った。生活保護を受けている人はおよそ2割程度(p33)

・お金がないことで友人という「つながり」が絶たれてしまった(p52)

・国民年金は満額でも月額6.5万円、生活保護制度で単身高齢者に支給される生活保護費が13万円前後(p110)

・国民年金制度ができたのは、50年以上も前の1961年、当時は三世代家族も多く、年金は「おこづかい」のようなもの。1980年に三世代家族は60%もいたが、2013年は10%程度(p111)

・老後破産することで生活保護が受けられれば、高額な治療でも医療費は免除されて、手術・入院が可能になる。(p120)

・リバースモーゲージは、生活保護とは異なり、死亡後に回収できることで導入を積極的に進めているが、この制度を利用できるのは、自宅の資産価値が数千万円と高額な人に限られる。満期になれば一括返済を迫られるので、結局、長生きして借入額の限度額まで達すれば家は没収されて住まいも失う(p128)