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世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 - (ワニブックスPLUS新書)

世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 - (ワニブックスPLUS新書)の写真

・分別ゴミを日本のように事細かに分けない理由として、回収所ではゴミを種類毎に分ける労働者がいるから(p25)

・イギリス人は普段から疑い深いところがあって、電力会社やガス会社を信用していない、災害が少ないイギリスでも電気やガスがなくてもなんとか生活できるような態勢を整えている、停電も頻繁でガスが出なくなることもある(p33)

・なぜ日本よりもアナログな国が多いヨーロッパでデジタル化が進んでいるかというと、最大の理由は人件費の高さと労働慣習、ヨーロッパは雇用規制が日本よりもはるかに厳しいいため、労働工数の管理に厳密な国が多く、有給も完全消化、ルーズな印象の南部でも労働時間はきっちりと守る(p44)

・オリンピックの競技(体操、陸上、水泳、マラソン、フェンシング、柔道、新体操、ヨット、重量挙げ、テニス、野球、サッカー)オリンピックの花形競技の大半が、ヨーロッパでは中流以上の裕福な層がやるマイナースポーツばかり。スポーツが中流以上で私立の学校に通えるような、お金に余裕がある人々のものになっている(p49)

・ヨーロッパには治安が悪いところも多く、長距離をランニングするような場所は少ない、貧困地域の歩道は整備されておらず、優雅にランニングできる地域は自治体の財政が豊かで富裕層が住んでいるところ、日本のアニメに登場する陸上部、水泳部、バスケットボール部などはヨーロッパにはない、だからそういったアニメが羨望の眼差しで見られている(p50)

・イギリスのメダリストの中には混血の人がほどんどおらず、スコットランド系、ウェールズ系、アイリッシュ系も稀である(p57)

・日本は島国で古来、外部の人々や文化を受け入れてきた、それを独自のものにし発展させてきた国であるが、これは世界的に見ると異常なこと。それは、他の土地では異なった風習や文化を持った人間たちは抹殺されてしまうことが多いから(p68)

・フランスの職場では綺麗な格好をしていないと周囲から白い目で見られ、髪型や服装にはかなり気を使っていて日本よりもはるかに大変である(p108)こういう環境にいると若い人は息が詰まるので、コスプレはその王道的な習慣やドレスコードが全く適用されないことから、彼らにとって精神的に解放されることに繋がる。(p115)

・日本人が想像するほど社会福祉も恵まれているわけではない、医療費が無料で最低限の医療が保障されていても、医療の品質が低く、別途民間の保健に加入してプライベートで治療を受ける人もいる。家計の管理をしっかりやる理由は、やはり生活が厳しいのでお金のことをきちんとしておかないと将来が不安になるから(p142)

・夫の稼ぎが少ないので、奥さんもフルタイムで男性並みに働かねければならない。奥さんの経済的な力が強いので男性も家事をやらざるを得ない(p145)

・イギリスでは博物館や美術館は無料なところが多く、芸術的なイベントは無料のことがある。それでも地元の大半の人々は出かけない、これらの地域は階級社会でハイソな文化を楽しむ人は高収入で高学歴の人々に限られている。日本のようにカルチャーセンターで古代ギリシアの彫刻、中国古代史の講義をやっているわけではない(p149)

・海外の人々は日本の学校の常態化した風景(ゆるゆるとした日常)が展開される「ゆるくてふんわり」したお話を興味深く読んでみている。海外の彼ら彼女たちが生きる現実世界は格差が凄まじく、自己主張を求められる非常に厳しい社会である。愛想笑いや、ゆるい人間関係というものは許されず、常に緊張を強いられる厳しい社会である(p225)

・ネット発の有名人が今回のオリンピックでは全く登場しないことに、筆者は日本の広告代理店、コンテンツ業界、政府の人々の世間とのずれと時代遅れを痛感した(p237)