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お金の賢い減らし方 90歳までに使い切る (光文社新書)

お金の賢い減らし方 90歳までに使い切る (光文社新書)の写真

・お札は券ですから、商品券やクーポン券と同じ性質である、それを持っていれば、それにあった品物やサービスを得ることができるというクーポンである(p80)

・ヤップ島で使われていた石貨は、路上に置かれたまま移動させることなく所有権のみを移転させるという取引が行われていた、これが現在の経済取引においては頻繁に行われている(p86)銀行にある会社の預金口座から社員個人の預金口座へ振り替えるという形で所有権の移転を記録するのみで実際の現金は移動しない(p86)

・通貨はすべて「バーチャルマネー」株式の方がリアルマネーである。株式を持っていることは、その会社の一部を所有していることで、通貨という信用をベースにした実体のないものではなく、会社の設備・人材という財産の所有権という目に見えるものの裏付けがある(p89)

・1万円札の製造原価は16円、中央銀行が発行する貨幣から、その製造コストを引いた分の利益のことを「貨幣発行益=シニョリッジ」という(p90)

・介護期間の平均が5年程度、かかる費用を合計すると600万円程度、平均寿命が81歳程度、80代前半での要介護比率が26.4%という数字を見る限り、多くの人は実際には介護されることなくしてなくなる可能性の方が高いだろうと思われる。(p118)

・日本は失われた30年間と言われるのは、日本企業の多くがイノベーションを生み出していないから、高齢化した団塊世代が企業のトップを占めて、1990年前後のバブル世代に大量入社した世代が管理職であり、若い世代の人にとっては閉塞感となる(p124)

・お金を貯める場合に一番大切なのは、貯めるという行為を、使うよりも先に行うこと(p133)

・人生で最後に残る大切なものは「思い出」ではなかろうか。人生の充実度を高めるには、その時々の体験であり、それにまつわる思い出ではないか(p152、179)体験によって得られた力、思い出は、いつまでも自分の心の中、自分の頭の中にあるから決して、奪われることはない、だから体験にお金は使うべき(p185)

・お金の使い方、減らし方を4つの側面から考える、1)自分の好きなことに使う、2)思い出に使う、3)人のために使う、4)無駄を楽しむ(p157)

・人が賢くなる方法は、「人」「本」「旅」(p186)旅は、旅の前・最中・後と楽しめる(p190)

・ふるさと納税は、所得控除の仕組みを利用した寄付である(p209)

・無駄とは、人から見たら無駄に思えても自分にとって価値がある、興味があること、一方「無意味」とは、明らかに重複していたり、自分には興味がなかったりするものにお金をかけること。(p216)

・日本の会社は、コスパの良いものを作るのではなく、製品の付加価値を高めて価格を「引き上げる」べきだった、だから給料が上がらなかった(p224)

・無駄なものに使う価値はあるとしても「見栄」「義理」にお金を使うことはやめるべき(p227)

・お金よりも優先すべきものとして、1)時間、2)信用、3)健康、4)幸福感である(p230)健康が失われないうちにお金を使う(p257)

・90歳まで生きたとしても、それ以降は体力的に旅行に行くことは難しくなるので旅にお金を使うことはあまりなくなる、日常生活費もそれほど掛からなくなる、公的年金で十分にお釣りがくるはず。(p259)

・人間が幸福感を得るのは、1)自分の好きなことをするとき、2)承認欲求が満たされる時(p261)

2023年8月4日読了