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日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729)

日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729)の写真

・信長がキリスト教に出会った当時の日本人の宇宙観は2つである、1)仏教系はインドの「須弥山思想」で高い山が真ん中になる砂時計のような形の世界、太陽が須弥山の周りをぐるぐる回る、2)儒教系は、中国の「天円地方説」天は円形で地は方形と考える(p12)

・高松城の周りを秀吉軍は水攻め堤防を3キロくらい築いたが、堤防の1キロ先の川向こうまで毛利郡が援軍に来ていた、毛利郡の援軍は出足が遅く、備中・備後の毛利の配下は戦意が低く、増水した川を渡って攻撃したがらなかった、そのうちに秀吉は堤防工事を終えてしまった(p28)

・家康は豊臣氏を滅ぼすと、武家諸法度で大名の新城建築を禁じた、しかし例外があった。幕府は西国大名を抑止する全線を今の岡山・兵庫県境に引こうとしていた、浅野長矩の祖父に城を新築して良いとして赤穂の地を与えた。1672年には脇坂安政を赤穂の隣に封じて、龍野城を再築城させた、姫路城には徳川の譜代をいれ、その西隣に赤穂城と龍野城を築かせて防衛ラインとした、偶然か現在も、この線が関西弁アクセントの境界である(p48)