・どんなに強大な国でも どんなに信頼されている通貨でも、時代の変化によって価値を失う可能性がある。 しかし、 金と銀 だけは異なる。金と銀は国家が発行するのではなく 自然界に存在する 希少な金属であり それ自体に価値がある、 だからこそ何千年もの間 人類は金と銀を富の象徴・ 価値の貯蔵手段として使い続けてきた(p30)
・金と銀が長い間 人類にとって価値ある存在であり続けた理由、1) 金と銀は地球上に存在する量が限られている、紙幣は金融緩和により 大量に供給され インフレになることがある、2)物質として安定している、銀は様々な物質に反応して黒ずみが発生するが これは 表面的なもので、手入れをすれば元通りに輝きを取り戻す、3) 金と金に対する価値の共通認識、 世界中のどの国 どの時代においても 金と銀は価値あるものとして認められてきた (p37)
・国債は株と異なる値動きをするので 分散投資 に適しているとされるが、インフレ時には価値が目減りする、不動産は株式のように 値動きに振り回されにくい投資であるが 流動性が低いという難点があり 売りたい時にすぐに売れない、 さらには 維持費や税金がかかり 災害リスクもある(p43)
・モダン ポイントは100年以内に鋳造された記念コインを指す、 この魅力はその芸術性とデザインの豊富さにある、モダンコインの価格には デザイン料・ 限定プレミア・発行機関のブランド価値が上乗せされ この上乗せ 具合がコインによって差がある。 地金型コインは、手軽にコイン投資に 取り組みたい人にとって最適な金貨・ 銀貨である、「 純粋な金・銀の保有 手段」として 資産防衛の手段として選ばれている(p51)
・地金型コインが 資産防衛に向いている理由として、1)価格の透明性、2) 高い 流動性、3) 少額からの投資が可能、 4)物理的な資産である 安心感、5) インフレヘッジ効果がある(p57)
・ 金銀比価は、歴史的に見ると15対1から30対1 程度で推移してきた、古代ローマでは 12対1、 アメリカでは16対1が長らく「 法定比価」であった。ところが現代では2025年時点では80対1を超えることもあった。 これは歴史的な平均から見れば、 銀は金に対して 割安すぎる状態にあることを意味する(p59) 銀はまだまだ買いのサインと言える(61)
・ 金地金を売却した場合に金額が200万円を超えると、 貴金属 専門店から税務署に支払調書が提出される、 この調書には、 顧客の氏名・ 住所・ マイナンバー・ 金額など詳細な情報が記載されている (p65)
・金貨の売却益は、譲渡所得として課税される、 他の譲渡所得と合わせて年間50万円までは特別控除はあるが、利益が出た場合は確定申告が必要となる。 購入時の領収書があれば所得価格を証明できるので正確な利益 計算ができるか、ない場合は「 売却価格の5%(200万円で売却した場合、購入金額は10万円)」が購入金額とみなされてしまう(p72)
・銀貨 投資で見逃せない 実務上のメリットとして、金とは異なり 支払い長所が発生しないということである、 税金を支払わなくていい という意味ではなく、 確定申告をする必要はあるが、 取引のたびに自動的に 税務署に報告されることがないということである(p82)
・筆者は、新神戸駅近くのコインギャラリー「コインパレス」 の運営に携わっている、コインの売買のみならず コインを通じた資産づくりや 資産防衛の相談にも応じている(p99) このギャラリーは、イギリス王立造幣局の公式代理店・ オーストラリアの造幣局・ アース ミントの公式 販売代理店、 フランスの国立 総合局の公式代理店と世界の名だたる 造幣局と公式代理店に 認めてもらっている(p102)