この20年ばかり本を読み終わって、その内容を忘れない様に「レビュー」と称して、本の中の気になったポイントを書き出す作業をしています。自分の言葉に置き換えないと意味がないという方もいらっしゃいますが、本の内容を着実に描くことで、後から見返して、それに対して自分の意見を持つことができるので、私はこの方法を続けていこうと思っています。
さて、この本は12年ほど前にレビューを書いたことになっていますが、初めて読んだのは、2005年位だったと記憶しています。本を読んで自分の「人生観」が変わったと思える記憶に残る本です。
以下は気になったポイントです。
・今日の日本が直面している大問題は、すべて時間の問題として捉えることができる、だから正しい時間の見方が必要、時間とエネルギーが関係し、時間がエネルギー消費量(酸素消費量)によって変わる(p13)
(コメント)各々の生物の時間が酸素消費量によって変わる
・一生の間に心臓の打つ回数は15億回、70年生きる象も1年で死ぬネズミも同じ15億回である(p14)
(コメント)これは衝撃的な事実でした、心臓打つ回数は同じ
・満員電車の中では、まわりの人は物とみなす(寝ている)と、人口密度はぐっと下がる、それにより、異常な時間や移動距離を感じなくて済む(p26)
(コメント)電車の中で、寝る、スマホに夢中になるは、ストレスがかかるのを防ぐためかな
・時間は決して不変ではなく、動物が違えば時間も変わる、時間はエネルギーと密接に関係している、これは生物的時間である(p28)ハツカネズミは1分間に600-700回心拍する、サイズの小さい動物は心周期は短く、サイズが大きくなるにつれて長くなる(p33)
・体重が2倍になると、時間が1.2倍長くなる、体重が10倍で1.8倍、これが1/4乗に比例する世界、これは殆どの動物の世界に当てはまる(p36、41)
(コメント)動物が違えば時間も変わる、凄い指摘です
・子供の時代は大人よりも心臓の動きが速い、大人になると時間が長くなる(p48)
・体重あたりのエネルギー消費量は、子供では高く、老いてくると減る、つまり、子供の時間は速く進み、大人の時間は遅い(p141)
・老人のほうが子供に比べてエネルギー消費量が1/2-1/3であり、時間は2-3倍ゆっくりである(p190)
(コメント)子供と大人と時間が異なる
・私たちは対数で世界を認識している、桁が違って(10倍になって)はじめて、これは本当に違うと感じる(p121)
(コメント)2倍ではなく10倍で違いを認識する
・江戸時代まで時間の進み方が変わる時計を使っていた、日の出と日没を基準としてその間を当分していたので、一刻の時間の長さが変わっていた(p139)
(コメント)不定時法、こちらが自然と生きる人間には合っているかも
・代謝速度を時間の速度と考えると、ヒトの1秒と、ネズミの0.15秒、ゾウの2.7秒が同じ重みである、ネズミの1時間はゾウの18時間、現代人の1日は縄文人の1か月になる、エネルギーをたくさん使って仕事したものの代謝時間は短く、逆も真である(p141)
(コメント)現代人の1日は縄文人の1か月になる、これを当てはめると、10年間の自分と現在はどうなるのだろうか
・意味のあるおまけの人生を送るには、1)時間の見方を変える、2)老人にも働く義務があることを考える(p222)
(コメント)働くことは大事