ホームレスの15人に密着取材をした記録がこの本に書かれています。数年前まで正社員で働いていた人のコメントはとても印象的でした。
彼らの体験記を読んでみると、借金することのリスク、自分の身の丈以上にお金を消費してしまう生活を変えることができないリスク、危機への対応を夫婦でなく一人で解決しようとしたこと等が、ホームレスという状態を招いてしまったようでした。
本書に書かれていることは他人事ではない、というメッセージですが、この本を読んで、自分の市場価値は幾らなのかを真剣に考える必要があり、現在得ている収入がその価値よりも大きいと判断できた場合には、その状態を当然と思うのではなく、良い状態を続けられている幸運な間に、次の手を打つ必要があると強く感じました。