・オバマハネムーン(就任から1年程度)でしばらく相場が戻った後、中長期的には一段の株安と著しいドル安が起きると予測される(p2)
・100年に1度の金融危機がもたらしたのは、世界的な企業倒産の多発や失業問題だけではなく、世界各国や地域で進んでいた国際分業体制の破壊(p22)
・自由資本主義が国家資本主義と対峙する時代が来る(p30)
・2008年末に1ドル87円まで進行していたドル安は、4月には101円までドル高が進んだ、その背景は海外投資に投入されていたドルが、為替市場を通じて一斉に買い戻された(ドルの巻き戻し)ことにある(p53)
・外国為替市場では1日に1.5兆ドルのマネーが取引されているが、貿易決済に必要とされるマネー量は40分の1程度である(p56)
・一旦79円よりも円高になるか、どこまでドル安が進むかは神のみぞ知る世界となる(p61)
・オバマ政権に寄せられている期待は、中東問題(イラクからの撤退、アフガニスタンからの撤退)であり、これが解決されないとオバマ人気が落ち込む可能性大(p67)
・ドルは2002年から08年にかけてユーロ、豪ドルに対してほぼ半値水準となっていた、日本人が気がつかなかったのは、円もドルと一体になって暴落していたから(p71)
・算命学(国家トレンドを予測する方法の一つ)によると、アメリカは今後20年にわたって経済的繁栄を続けるとされている(p87)
・算命学では、国家のトレンドを10年毎の5つの時代推移に分けて、50年をひとつのサイクルとして捉える、動乱期・教育期・経済確立期・庶民台頭期・権力期である、基点となるのは、憲法発布年である(p91)
・アメリカ合衆国の憲法発布は1788年、1988年に5回目の動乱期を迎えている、教育期の4年目(2001年)に911テロ、2009年は経済確立期の2年目、庶民台頭期が終わる2028年までは経済的繁栄は揺るがない(p95)
・フランス共和国憲法の発布は1958年、2008年から新しい動乱期を迎えている、経済確立期が2028年を待たないと始まらないことはユーロの先行き不安を暗示(p98)
・中国は1954年に憲法制定、しかし現行憲法公布は1982年と考えると、2002年から経済確立期が始まり、2009年はそれの7年目、2022年からの権力期までは経済成長が続くと予想される(p99)
・ロシア連邦憲法公布は1993年、2009年は2003年から始まった教育期の7年目であり将来性大、ブラジルは1988年に憲法公布しており、2008年から経済確立期、アメリカと全く同じ動き、インドは1950年に憲法公布、2000年から2回目の動乱期、2020年から始まる経済確立期に向けて将来性大(p101)
・日本憲法公布は1947年なので、経済確立期を迎えるのは2017年、日本の本格的な経済的繁栄に向かうまで残り8年、2011年に日本にやってくる鬼門がキーポイントである(p103)
・損失拡大メカニズムを持つ金融派生商品は、CDS以外にCDO(資産担保証券)、CLO(ローン担保証券)があり、それらが不良債権処理問題を不透明にする(p152)
・今後の投資対象は、倒産リスクのきわめて小さい大企業の株式に
限定、トヨタ・三菱重工・三井不動産など(p188)