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大転換の時代 10年後に笑う日本人が今するべきこと

大転換の時代 10年後に笑う日本人が今するべきことの写真

・そこはかとない喪失感が日本を取り巻いている原因として、1)構造改革によって富める者と貧しい者の差が広がった、2)インターネット化、3)金融資本主義が日本を襲ったこと、にある(p33)

・大恐慌での信用収縮の経験から、グラス・スティーガル法が1933年に制定され、商業銀行が株式投資をすることを禁止した(p41)

・米国は1980年以降は、それまで積み上げてきた国家機構を「切り売り」することで経済を成り立てさせてきた(p58)

・1998年に行われた重要な法改正として、1)外為法の改正、2)電気事業法の改正(第1種電気通信事業の外資規制撤廃)であり、インターネットのあとからカネが国境を越えて追いかけてきた(p67)

・インターネットが起している破壊には、1)人間と人間との素朴な信頼関係が崩され、リアルワールドでの出会いが求められる、2)インターネットを流れる無数の情報と、それを読み解く人との関係性が重要視されている、がある(p80)

・中国産の食品で問題を起したのは、生産工程の一部を中国に移した日本、米欧の企業の製品について生じている(p98)

・米軍が最近彼が行っている任務(人道支援、災害救助)を強調している理由は、1)非戦闘行為に適した巨大な「病院船」を建造する需要が生じる、2)実際行うのは米海軍OBが起業する民事軍事会社と提携するから(p129)

・2008年8月に起きたグルジア紛争は寸止めで終わったため、米露が共に軍需マーケットで大いに潤った(p154)

・日本史の教科書に書かれていない事実として、日本が戦った戦争には欧米列強から「観戦士官」が派遣されていて、常に日本軍と共に行動した、自分達の権益が損なわれていないかを確認するため(p155)

・日本の家計の現金預金は784兆円で、米国は28兆円、米国由来のリスク資産に基づく損失額が1000兆円規模であることを考えると、日本の現金預金はかなりの額である(p182)

・日本における銀行預金は867兆円で、メガバンクが管理しているのは31.4%、地方銀行+第二地銀は合計で30%もある(p188)

・今後は米欧を中心に景気後退によるデフレーションが基調になる、その中で最も有利になるのはキャッシュリッチである日本である(p223)

・米国ピーターソン研究所によるレポートによれば、国際経済を仕切ってきたG7にかわって、中国・サウジアラビア・ユーロ圏・日本・米国のG5による共同統治にすべきとしている(p228)

・ユーロを支えているのは、独仏融和という、欧州人にとっては歴史的なプロジェクトの上に成り立っている(p232)