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予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」の写真

・わたしたちは、身の回りのものを常にほかのものとの関係でとらえている、購読案内において、1)ウェブ版(59ドル)、2)印刷版(125ドル)、3)印刷+ウェブ版(125ドル)とすると、2)と3)の比較から、3)にお得感があり、3)を選ぶ人が多くなる(p30)

・2つの商品(A,B)を2つの特性(例えば、品質と美観)で見た場合、おとりであるA’を加えることで、Aとの単純な相対比較ができるようになる(p34)

・あなたが独身で、魅力的なデート相手の候補を捕まえたいと思う場合、身体的な特徴がだいたい「あなた」と同じで、あなたより少しだけ魅力的でない友人(あなた’)を連れて行くと効果的(p41)

・給料に対する男の満足度は、妻の姉妹の夫より多く稼いでいるかで決まる(p45)

・15分かけて(時間をかけて)節約できる7ドルの商品がある場合、その価格が455ドルのスーツの時と、18ドルの万年筆の場合では行動が異なる(p47)

・最初に支払う価格はほとんど恣意的に決まるが、いったん決まると(最初の価格=アンカー価格)関連のある品物にどれだけ出すかまで方向付けされてしまう(p58)

・無料のせいでまずい決断をしてしまうことがある、靴下を1足買うつもりが、2足組で2足目が無料というセールを見ると、それにつられて購入してしまう(p87)

・無料の本当の魅力は、恐れと結びついている、無料のものを選べば目に見えて何かを失う心配は無いが、無料でないものを選ぶと、心配になる(p90)

・商売をしていて、お客を集めたいのであれば、何かを無料(買い物の一部を無料)にするのがポイント(p100)

・お金の話抜きで仕事を頼まれる場合、社会規範を適用して、進んで自分の時間を割く気になったが、中途半端な額では考えの中に市場規範が入るため断られることがある(p109)

・社会的交換に市場規範を導入すると、社会規範を逸脱して人間関係を損ねることになる(p115)

・学生に課題を与える場合、学生に締め切りを決意表明できるようするツールを与えるだけで、いい成績を取るようになる(p161)

・所有意識に関する奇癖として、1)自分がすでに持っているものにほれ込む、2)失うかもしれないものに注目する、3)ほかの人が取引を見る視点も自分と同じと思い込む、である(p186)

・いったん所有物を変えてしまうと、並大抵のことではもど戻せない、所有意識によって見方ががらり変わるから(p191)

・プラセボを働かせる仕組みは、1)薬等を世話してくれる人に対する信頼、確信、2)条件付け、である(p241)

・アメリカにおける従業員による職場での盗みや詐欺は、年間およそ6000億ドル、これは強盗、窃盗、車の盗難等の被害額(2004年、160億ドル)よりも大きい(p262)

・同じ不正の機会を与えられた場合でも、代用貨幣がからむと、そのレベルは大きくなる、現金を直接はとらないがそれに相当するもの(引換券)では不正は大きくなる(p292)