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summary

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」の写真

・日本に独特の特徴があったのは、世界の資本主義の中においてマルクス経済学の学者(特に東大経済学部の教授)が多かったので、官僚・大企業の社長が影響を受けた(p23)

・社会主義革命というのは、資本主義経済が発展して初めて起きるものであるとマルクスは考えていた(p35)

・共産党宣言という本においては、共産党が革命を起してまず最初に獲得すべきは民主主義(労働者が選挙で自分達の代表を選ぶ)を獲得することと書かれている(p37)

・ベネズエラでは、チャベス大統領が資本主義体制を社会主義の制度にするという憲法改正案をしめして、国民に認められた(p38)

・商品と商品が交換できるのは、どちらにも使用価値があるから(p54)

・複雑労働とは、単純労働をいくつも積み重ねたものと同じ価値になると、マルクスは分析している(p65)

・ローマ帝国時代は、兵士の給料は塩(サラリウム)で払われていて、それを他の物と交換していた、サラリーの語源(p68)

・ゴールドの預り証がいつしか流通するようになって、支払いの代わりに使われるようになったのが紙幣(信用券)の発生である(p79)

・ヨーロッパは戦争のためにアメリカからものを買うときに、ゴールドで支払いをしていたので、第二次世界大戦後にアメリカには世界中から金が集まっていた(p84)

・イギリスで工場法という法律が1850年にできたときには、一日10時間(月金は朝6時から夕方6時、朝食30分昼食1時間含む、土曜日は2時まで)と決められた(p144)

・みんながウォルマートの安い商品を買ってそれで生活するようになると、労働者の再生産費用が少なくて済むことになり、給料は安くなり資本家は儲かるようになる(p158)

・自分にとって使用価値があっても自分で使い切ったら商品ではない、他人にとって使用価値があることが商品の条件(p164)

・人間は「みんな一緒になって働くことによって、人間としての本質を発展させることが可能」これは、資本主義のよい所(p178)

・新自由主義で派遣労働が解禁されたことで、今の日本は19世紀に戻ってしまった感がある(p257)