・財務諸表を1秒だけ見せると言われた場合には、流動資産が流動負債より多いかどうか(p23)
・棚卸資産には、製品在庫・仕掛品・原材料在庫の3種類がある、いざという時の安全性を見るには、当座資産を使った当座比率が有効、一般的には90%あれば問題ないが、企業や業種によって安全といえる数字が異なる(p28)
・手元流動性とは、現預金+すぐに売れる資産+すぶに借りれる信用枠の合計を月商で割ったもの、大企業で1ヶ月分、中小企業で1.7ヶ月分が基準(p30)
・たいていの企業において、資金が最低になるのは、給料日から月末までの間(p32)
・安全性指標の優先順位は、手元流動性→当座比率→流動比率→自己資本比率、である(p33)
・利益剰余金とは、貸借対照表の資産をまかなっている資金源であるが、それは必ずしも現預金とは限らない(p39)
・2003年あたりに米ドルを買い支えるために35兆円の米ドル買い、円売りの為替介入をした、その資金をまかなったのは短期日本国債(p41)
・親子関係にある会社の資産や負債はすべて合算するのが原則だが、「親子間の取引は相殺するの」(p43)
・関連会社の定義は、20~50%の議決権を有する+取締を派遣するなど影響力を持っている先も含める(p45)
・日銭が入ってくるスーパー等では、当座比率が低くでも安全性には問題なし、支払い(買掛金)サイトは長いため(p50)
・上場企業においては、長期借入金や社債で返済が1年以内になったものあり「1年以内返済予定の長期借入金」等に項目変更して、流動負債への切り替えが必要(p64)
・有価証券・デリバティブについては時価会計、それ以外の資産を対象とするのが減損会計である(p68)
・トヨタは今回のVE(バリューエンジニアリング)において、今まで余りやってこなかった既存車種にまで手を加える(p83)
・売上原価とは、作ったもののうち売れたものだけが売上原価となる(p85)
・投資キャッシュフローを見るには、未来投資=「有形固定資産取得による支出」と「売却による収入」の差額、が減価償却費(3000万円の機械を15年で使う場合:200万円)よりも多いかどうかで判断(p171)
・財務キャッシュフローは、2つの部分から成立:借入、増資等による資金調達や返済(財務改善)と、配当・自社株購入の株主還元である(p175)
・企業が稼げるキャッシュフローの実力値は、「当期純利益+減価償却費」である(p196)