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孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)

孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)の写真

・2005年現在では、3.3人の現役世代で一人の高齢者を支えているが、30年頃には1.8人で一人を支えることになる(p29)

・2005年版の経済財政白書によれば、年金・医療など公的部門を通じた受益と負担の関係は、60歳以上世代は6500万円の受取超過だが、20歳未満では5200万円の負担超(p30)

・2005年時点で70歳は、生涯を通じて自身で払った保険料の8.3倍の年金を受け取れるが、40歳~20歳ならば2倍台、これらの数値は物価の影響を除いた実質ベース(p35)

・会計革命は、未来や将来、変化に対して保守的な思想をバックにしていて、将来に価値が変動しそうな資産はなるべく持たないことを良しとする思想(p50)

・1965年の補正予算で戦後初めて認められた赤字国債は、財政法上は認められていない、75年以降では、バブル期の91~93年度の3年間を除いて毎年発行されている(p65)

・我が国を含む多くの先進国では、現役世代から将来世代への負担の先送りがされている、日本の世代間不均衡は169%で、100%を超えるのはイタリア(132%)のみ、アメリカ:51、ドイツ:92%、デンマーク:47%(p113)

・日本では、1994年に65歳以上の高齢者が14%を超えて高齢社会となった、高齢化社会(7%超)から14%になるのに、24年しかかかっていない(p137)

・1947年には男性:50歳、女性:53歳の平均寿命であったが、2007年では、男:79歳、女性:85歳となった(p138)

・ゆとりの多いはずの現代人の労働時間が長く、忙しすぎる理由は、全国各地を日帰り圏にしたことに一因がある(p187)

・ヨーロッパではコンコルドは、超高コストや騒音問題を抱えて採算が合わずに事業消滅、ドイツはリニア高速鉄道の建設中止としている(p190)

・10年国債は、60年償還が基本であり、60年かけて借金を分割払いするので借金が増えていく(p192)