・テーマパーク入場前は、費用:入場料とアトラクション料金、便益:得られる満足度、入場後は、費用:1回のアトラクション料金、便益:各々のアトラクションから得られる満足度、で比較する(p31)
・八ッ場ダム建設で考えることは、これから完成までにかかる費用(残りの事業費)と、ダムができることによってできる利益、いままでに払った費用は無視(p31)
・意思決定をする場合、機会費用は計算に入れるが、サンクコストを取り返そうという思いを捨てるのが、有利な意思決定をする上でのポイント(p32)
・貿易をすることで、比較優位である財を輸出して、比較劣位である財を輸入することで、お互いが得な状態になる(p40)
・競争があると得をするのは消費者、競争がないと得をするのが企業である(p50)
・給料が上がることで費用と便益があわなくなった企業は、賃金というコスト(費用)が上昇した分、何人かの労働者をクビにすることでその変化に対応しようとするので、結果的に失業者は増える(p63)
・質と値段に還元できないところに特徴をもたせることで、iPodは差別化優位戦略が成功した(p75)
・GDPとは、その年に新たに生み出されたというのが条件、土地や骨董品などの今年作られていないものの取引は、取引による手数料のみがGDPとしてカウントされる(p86)
・1970年代の各国は、インフレが起きる実力不足型の不況に対して、デフレを克服してインフレを起こす、ギャップ不況に対する対策(1960年代まで通用)をしたので効果がなかった(p101)
・ギャップを克服する政策の1つ目は、財政支出(公共事業)の拡大、2つ目は、給付金や減税、3つ目は、金融政策で国内に流通するマネー(現金預金)の量をコントロールする、である(p136)
・デフレが進行しているとは、円の価値が上昇(円高)していること(p131)
・1000万円の土地を800万円の借金(自己資本率:20%、レバレッジ率:5倍)をすると、20%の資産価値の低下で、純資産は100%減少となるということ(p152)
・地価=家賃収入÷(利子率+リスクプレミアム-予想値上り率)であるので、利子率=賃貸収入率(:賃貸収入÷地価)+予想値上り率-リスクプレミアム(予想が外れるリスク)となるので、結果として、預金の利子率と土地の売買による収入が同一になる(p159)
・仕事選びにも応用出来るものとして、収益が安定している業種や技能は、競争が少ない業種やワザであることが多い(p177)
・現状の日本は、実力(潜在GDP)が低下している(実力不足型不況)の上に、体調もよくないギャップ型不況、そのうえに海外経済の悪化というトリプルパンチを受けている(p196)
・デフレ下では、新卒採用を目指す学生や、転職活動中の社会人が不利、給料が下がる可能性の低い公務員は得(p209)
・現在の日本の名目GDP成長率は0%、国債の名目利子率は1.5%、この状態が続くと確実に破綻することになる(p218)
・少子高齢化による労働人口が減っていくのが本当に問題になるのは、女性・高齢者の社会参加が十分に達成された後の話(p243)
・日本の潜在GDP成長率が1.5~2%と言われる根拠は、1)同じ作業や類似の作業の繰り返しにより効率性が向上している、2)機械や技術の進歩により生産効率が上昇している、である(p243)