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「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま

「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいまの写真

・少子化の主因が「未婚者の増大」にあることが、なかなか受け入れられない、結婚しているカップルは二人程度の子供は生み育てている、80-90年代の少子化は未婚率の上昇によって説明可能(p19)

・結婚難の主因は、女性の期待に見合うだけの経済力を持つ男性の数が減少していること(p22)

・合計特殊出生率が地方において高いのは、未婚女性が大都会に出て行った結果、分母となる女性が少なくなったから(p27)

・婚活現象が本格的ブームになったのは、リーマンショック後の不況が大きな原因となっている(p31)

・現在は、1)待っていても理想の結婚相手は現れない、2)妻子を養って豊かな生活を送ることが出来る男性が激減、という2つの現実がある(p34)

・1対1の会話時間を含む交流会は、参加者数50人くらいまでの規模が限界(p95)

・1965年から1969年の間に見合い結婚と恋愛結婚の比率は逆転し、見合い結婚の割合は1995年以降は1割以下程度(p131)

・結婚は、男性にとっては「イベント」、女性にとっては「生まれ変わり」である、女性は結婚相手によっていかようにも生活が変化する(p136)

・女性が親にパラサイトしながら、非正規雇用で暮らせる分、北日本と比較して南日本は豊かである(p170)

・女性の働き方の変化は、1)均等法以前(1960年代前半生まれまで)、2)第一期均等法時代(1970年代前半生まれまで)、3)就職氷河期時代(1970年代後半)、4)1980年代前半生まれ、に分かれる(p180)

・お財布は妻が持ち、夫はお小遣い制というのは、日本・韓国・台湾にしか見られないシステムで、これは日本男性も意外に知らない(p182)

・アメリカ人は、5つの人種に分けられる、白人・黒人・アジア系・ヒスパニック系・インディアンと言われていたネイティブ・アメリカンである(p201)

・日本において10年ほど前は、「三高:高収入、高学歴、高身長」であったが、ここ数年は「三低:低姿勢(レディファースト)、低リスク(安定した職業)、低依存(お互いの生活の尊重)」であったが、最近はさらに「三手:手伝う(家事や育児)、手を取り合う(お互いの理解と協力)、手をつなぐ(愛情)」が加わってきた(p209)

・アメリカと日本との大きな違いは、1)共働きが多いので片方の収入が少なくても結婚へ到達可能、2)雇用に対して年齢制限がない(違法なので)、である(p219)

・中国の結婚に置いて親の意見が重要なのは、結婚生活を始めるのにお金がかかり、多くは親が負担するから、平均月収:4万円に対して、マンション購入:850万、女性家族に渡す礼金:50万円以上、披露宴:50万円も必要(p226)

2010/09/19作成