・資源は地中に埋まっているもの、というステレオタイプの考え方から離れて、都市鉱山や広大な海に存在する海洋資源を含めると、日本の鉱物資源のポテンシャルが見えてくる(p9)
・自民党の麻生政権下では、日本の2020年時点の温室効果ガスの削減目標を、2005年比較で15%減少(1990年比較で8%減少)とした、この具体策として太陽光発電を20倍拡大(p33)
・太陽光や風力発電、省エネルギー、高効率機器の開発に必要な核となる技術として、「蓄電池技術」がある(p37)
・セパレーターとは、リチウムイオン電池(蓄電池)の正極と負極のあいだのリチウムイオンの移動を妨げずに両極を分離して、イオン接触によるショートを防止する重要な構成品である(p44)
・レアアースは実はそれほど希少ではなく、国別の埋蔵量を見ると中国は30%程度であり、生産量(90%)と比べると中国以外にも存在している(p55)
・中国は国際価格よりも安くレアアースを売ったので、中国以外のレアアース鉱山(アメリカ、豪州等)は採算割れして閉山となった(p56)
・トリウムはウランの他に天然に得られる放射性物質で、自然界に存在する親核種(ある放射性核種が放射性崩壊して、別の各種に変化したとき、そのもととなるもの)である(p59)
・江戸時代には稲作で得られた藁をはじめとして資源循環がされていて、廃棄物らしきものは無かった(p82)
・日本のコバルトやモリブデン、ガリウムの消費量は、世界一、レアアースは中国についで二位(p85)
・金の日本の都市鉱山における埋蔵量(蓄積量)は6800トンであり、南アフリカの6000トンを超える(p88)
・銀の場合は、ポーランド(5.1万トン)をしのぐ6万トンである(p90)
・日本の海底熱水鉱床の資源量(銅、鉛、亜鉛、金、銀、ガリウム、ゲルマニウム等)は世界第一位、それらの多くは、沖縄トラフおよび伊豆、小笠原諸島沖で発見されていて、諸外国比較で浅い(500-17000メートル)のが特徴(p126)
・2011年から沖縄、小笠原において、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が試験機を海中に入れてテストを開始する(p127)
・日本には、炭鉱掘削で培ってきた高度な掘削技術を応用して、世界トップクラスの技術を持っている、1991年完成のユーロトンネルに貢献している、海面下100メートル(10気圧)を掘り進んだ(p142)
・日本の原発用ウランの年間ウラン需要量が8000トンとすると、黒潮からわずか0.2%を回収するだけで年間需要がまかなえる(p152)
2011/4/24作成