・ヒルズ族は時代の寵児ではない、昔からいた金儲けのうまい連中であり、彼らが手にしている膨大な富は、以前は国民のものであった(p19)
・株や投資とは、あまりお金を持っていない人が、それを増やすには消して使える方法ではない(p24)
・ここ数十年間、資産家や大企業には大減税が行われてきた、具体例として、法人税率10%引き下げ、高額所得者の税率は20%以上、投資家は最大50%の減税(p27)
・税金と社会保険料および国債を含めた国民負担割合は50%を超えている、高齢者は23%しかいないので残りの27%は、それで働いている人たち(税金で生きている人たち)がいるということ(p34)
・中小企業の社長は社長報酬と会社所得が1600万円(以前は800万円)を超えたら税金が跳ね上る、これはそれまでの報酬にせよと言ってるようなもの(p36)
・税務調査で労働状態が劣悪で、法に触れていることを発見しても、それが労働基準監督署に通報されることは無い、逆に労働基準監督署が脱税を見つけても、国税に通報されることはない(p47)
・財政投融資の形をとれば、「支出ではなく貸付」になるので、国会のチェックを受けることは無い(p67)
・国税職員を21年間勤務すれば税理士の資格がもらえる、税理士の資格は、国税職員の定年後の再就職のために作られた、同様の制度(行政書士、司法書士等)は多くある(p77)
・市町村民税や県民税は全国一律だが、国民健康保険税は自治体によって計算方法が違うので、自治体の健全度と示すには絶好の数値、安いほど良い自治体(p113)
・消費税が格差社会の原因となる理由は、年収1億円の人は消費に回るのは2000万円程度なので消費税は100万円(収入の1%)だが、年収300万円の人はほぼ消費に回るので5%のまま(p140)
・消費税が以前引き上げられたとき、同時期に行われた大企業、高額所得者の減税で、増税分(10兆円)は吹き飛んだ(p142)
・消費税は、払う人と受け取る人が顔を合わせない税金なので、増税しやすい(p145)
・消費税を増税するために、物品税や特別地方消費税をまず復活させるべき(p149)
・法人税や所得税は利益にかかってくるものであるが、消費税はさらに人件費にもかかってくる、企業が消費税を減らそうとすれば人件費を減らす努力をすることになる(p159)
・社会保険料には上限があり、年収1000万円程度がその上限で、それ以上は増えても頭打ちになる(p167)
・社会保障費(一般会計の25%以上)といっても、その半分以上は医療関係費であり、年金に回されている税金は6兆円(一般会計の7%程度)程度(p176)