・通常経済では、赤字国債は発行すべきではない、経済主体(個人と企業)は借金して消費や投資を行っているので、政府が一緒に借金すべきでないから、しかし恐慌経済では、発行して政府が最後の消費者になるべき(p3)
・デフレ経済下では、構造改革・規制緩和・財政再建は誤った政策、郵政や道路公団民営化は通常経済(インフレ経済)下で実行すべきであった(p21)
・南海会社は1711年に設立、英国債引受のかわりに、スペイン領西インド諸島との貿易の独占権を与えるもの(p39)
・第一次世界大戦前の日本は、日露戦争の戦費を賄うために融資された10億円の返済に苦しんでいたが、戦争特需で28億円を得た一息ついた(p43)
・1929年の金解禁によって2か月で1.5億円(現在価値で9.6兆円)に及ぶ正貨が日本から流出した(p44)
・経済覇権になるための第一条件として、資本主義が確立していること、つまり、1)資本の蓄積、2)技術の革新、3)商業の発達がある(p50)
・米ソ対立という冷戦と、日米安保条約という軍事同盟により、日本は自主防衛を行わなくても良い天国が出来上がった(p86)
・核保有国は核を使わない、核を持たない国は核を持つ国の従属国になる(p90)
・ローマとカルタゴの間に起きた、第二次ポエニ戦争が日米太平洋戦争と酷似している、この戦争に負けたカルタゴは、自主防衛を放棄して日米安保条約と同じような軍事同盟をローマと結んで、地中海の貿易商として経済的に反映するが、最終的に第三次ポエニ戦争で国がなくなった(p112)