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summary

アメリカは日本経済の復活を知っている

アメリカは日本経済の復活を知っているの写真

・日本経済は1998年以来、ほとんど最悪のマクロ経済パフォーマンスであった、原因は日本銀行の金融政策が、過去15年あまり、デフレや超円高をもたらすような緊縮政策を続けてきたから(p26)

・2008年リーマンショック後、国内の金融破たんに対抗するために、米英両国は国債以外の資産も大幅に買い上げる通貨政策により、通貨供給を増加させたので、円が市場で高く評価されるようになった単純な話(p48)

・人口減や構成の変化は、インフレの要因になってもデフレの要因にならないというのが、経済学・経済の生理学から出てくる唯一の結論(p85)

・雇用調整助成金のおかげで雇用されている人も失業者に入れると、日本の失業率は12%以上に跳ね上がる(p117)

・アメリカの大学では週に1000ページの文献を読まなければならない、要点を掴む訓練、速読、大事でないところを読まないかの訓練が必要(p147)

・日銀は戦前、軍国主義路線に従って際限なく国債を引き受けてハイパーインフレ(1946-49年で卸売物価が20倍)となっている、そのときの屈辱や敗北感が長年のトラウマになっている(p173,189)

・雇用の維持を政策目標に、金融政策の成果に責任を持たせる、政府が日銀にインフレ目標を設定することを義務付けるようにする、という日銀法の改正が必要だろう(p178)

・日本は政府が「貧乏父さん」でも、国民は「金持ち母さん」、借金を差し引かれない対外純債権となると、600兆円でありGDPを上回る(p205)

・消費税は毎年1%ずつ、たとえば10年間上げていく政策を薦めたい(p258)