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summary

こんな街に「家」を買ってはいけない (角川新書)

こんな街に「家」を買ってはいけない   (角川新書)の写真

・空き家が増加する背景として、1)戦後一貫して増加し続けてきた人口が2008年を境に減少、毎年20万人減少しているにも拘らず、毎年100万戸が着工している、2)人口構成の極端な高齢化、3)ライフスタイルの変化(p20)

・郊外の高級住宅地の人気が凋落した理由は、都心部で高級仕様のマンションが数多く誕生したから(p25)

・1996年頃を境に、専業主婦世帯と共働き世帯は逆転している、91年くらいでほぼ同じになり、2000年を超えたあたりから差が激しくなった。2015年現在では、1114万世帯vs687万世帯(p34)

・1997年に大都市法の改正が行われて、容積率の緩和、計算方法の変更、日影規制の緩和により、マンションを大量に供給可能となった(p56)

・木造住宅は、しばらく人が居住していないと、建物の劣化スピードが早まる。(p74)

・2014年8月に広島で発生した大規模土砂災害は、新興住宅地で広島市内に通勤するベットタウンとして発展してきた、1960年代後半から開発された(p85)

・ニュータウンは都市郊外部に面的に拡大してきたが、今は超高層マンションのように、立体的に伸びるニュータウンとなっている(p90)

・買ってはいけない新興住宅地として、1)東京までの通勤時間1時間超、2)1970-80年代に開発、3)駅からバス、4)住宅地内の傾斜がきつい、5)近隣に観光地なし、6)地域内に産業がない(p92)

・不動産価格の高騰を享受できたのは、戦中世代から団塊世代まで、1950-60年代の人たちが割りを食っている(p98)

・タワーマンションは、新築時は、修繕費は安かったが、25年も経過すると何倍にも増額、さらに修繕に対して追加負担(p101)

・今は、孤独死や自殺があったら、重要事項説明書で告知が必要(p102)

・賃貸する場合のポイントは、毎日必ず使う水回りの「清潔度アップ」である(p142)

・不動産屋のチラシで、古屋ありといった表示は、たいていの場合、築20年以上の家屋があり、買い手側で取り除いてくれといった意味(p196)

・家賃を払うとは、費用として捨てているのではなく、「効用を得るためのもの」である(p206)

・コモディティになると、価値は急速に下落する、郊外戸建て住宅地の不動産価格が下落しているのは、当たり前の商品になってしまったから(p209)

・自宅が財産かどうかは、住んでいる間の家族の効用、そして最後に売却した場合の売却益がどの程度のものになるかで判断される(p213)

・4000万円を20年の元利均等返済、金利1.5%、返済額は毎月19万円、年間で231万円、効用が20年続くかという判断となる。(p214)