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summary

ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本 欧州壊滅と日本

ユーロ恐慌  欧州壊滅と日本 欧州壊滅と日本の写真

・ドイツ銀行はアメリカのシティバンクの子分を長年(敗戦後からずっと)やってきたので、シティバンクの尻ぬぐいをさせられた。シティバンクの扱ったサブプライムローンの焦げ付きを処理させられた(p18)

・黒田日銀総裁は、任期の2018年5月まで、日銀のマネタリーベースを増やすつもり。2013年3末の356兆円から、2016年12月の436兆円と増えている。理由は、ヘッジファンドからの日本国債暴落(金利上昇)の仕掛け攻撃を撃退するため(p32、39)

・アメリカが毎年30兆円も持っていくから、日本は悲惨になった。大企業の経営幹部はこのことを薄々知っているが怖くて言えない(p69)

・日本政府が債務の一部を低金利の永久債と交換する、これにより、その部分の債務リスクを完全に切り離すことができる(p73)

・三菱UFJ銀行が2016.7.15に、国債市場特別参加者(プライマリーディーラー:2004年導入)の資格を返上した。22社(証券会社19)で作るディーラーの筆頭格であった。彼らは特権的待遇を受ける代わりに、1行で全体の4%以上を応札(消化)する必要がある。大手銀行は3年前から、短期しか購入しないとした動きを見せていた(p76、78、132)

・年金資金(GPIF)は140兆円のうち25%を日本株に投入して株価を一生懸命吊り上げている(p84)
・イタリアのモンテ・ディ・パスキ・ディ・シエナ銀行が2016年1.20に取り付け騒ぎを起こしたが日本には全く報道されなかった。この銀行は世界最古の吟子いうで、イタリア4大銀行の一つである(p99)

・2012年2月に、IMFとアメリカ政府がギリシア国債について介入し、債権者に対して74%の棒引きを強引に飲ませた(p105)

・イギリスがEUから離脱したい本当の理由は、EU諸国が抱えている大借金を、イギリスが被らなければならず、今なら逃げれると考えていたから(p109)

・1960年のころ、1ポンド=1080の固定相場であった、一方1ドル=360円なので、3倍の実力。1916年の国際金本位制のころは、1ポンド=4.86ドルだったので、ポンドはドルの5倍の力があった。今や1ポンド=1.26ドル=128円であり、50年前の8分の1、イギリスの国家の信用がこの50年で8分の1に落ちたことになる(p112)

・ドイツ連銀は、6600億ユーロの債権残高がある。これは、欧州中銀であるECBからみれば大借金の債務残高である。この債権が健全であれば、強い国ということになる。しかし不良債権があれば別。いざとなればECBの出資比率(26.7%)の債務をかぶることになる(p121、122)

・2016.9には、最大手のドイツ銀行が、アメリカ司法省から140億ドルの制裁金を要求された。2007年までの住宅ローン担保証券(RMBS)の不正販売が理由(p122)

・ECBが抱える債務超過は、ドイツのユーロ圏での輸出超過、すなわちドイツの独り勝ちであった。こればイギリスがEUからの離脱を決める隠れた大きな要因であった(p125)

・償還期限が7年の国債から金利が急に高くなっている、これは「マイナス金利はあと7年(2023年)しかもたない」とマーケットが見ていることを示している。(p130)

・現在(2016)は、預金封鎖から70年、226事件(1936)から80年である。その事件で殺された高橋是清は、世界恐慌に対するデフレ対策としての積極財政であった、貿易促進のために円安を放置した。1ドル=2円だった為替相場を、5円まで放置した。同時に、国債の日銀引き受けもした。これは、現在の異次元緩和と同じ。異なることは、購入した国債の9割を市場で売っていたことが今と異なる(p135)

・アヘン戦争にイギリスにやられる前(1830年代)の、大清帝国は世界GDPの25%を持つ大帝国であった。中国人は今も、イギリスが最初のきっかけを作ったことを絶対に忘れてはいない(p145)

・英連邦である、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、シンガポール、香港、インドでは、野球をしないでクリケットをする。この英連邦が、非鉄金属(銅、鉛、亜鉛、アルミ、スズ)を押さえている(p146)

・金の価格が4600円(小売価格、卸売り価格は400円マイナス)であれば購入すること(p147)

・金をはじめとする鉱物資源の価格決定権を、イギリスと中国がアメリカから取り戻そうとしている、欧州のロスチャイルド系の資本が、アメリカのロックフェラー系の衰弱を見越して動いている(p152)

・金を売ると消費税分が戻ってくるのがミソ、金という特殊な金属について回る面白い現象である。この1グラム300円(8%の差益を狙って日本に金を持ち込む人たちがいる(p158)

・アメリカ国内の1元=15円あたりが、ふたたび人民元の買い場である(p163)

・IMFは、2016.10.1付けで中国人民元が特別引き出し権(SDR)構成通貨に採用されるに伴い、構成通貨の相対比率を発表した。それによれば、1SDR=0.58ドル、0.38ユーロ、1.01元、11.9円、0.08英ポンド、であり今後5年間有効である(p166)

・イスラエル沖の巨大油田「バイアサン」の開発に、外国企業の参加が呼びかけられた(p177)

・時代は石油(原油)から天然ガスに移っている、この問題はアメリカ本土のシェールガス開発は大失敗ということ(p188)

・日本国は、アメリカ国債をこれまでに40年間買った残高を、総額で1000兆円くらい抱えている。これを、日本政府の8つある政府系銀行の中に、外債保有残高として積まれているが、絶対に公開しない。これにjは輸出大企業がニューヨークで米国債で資金運用しているものも含む(p197)

・2016.9.28に、大統領の拒否権を覆して法案が成立(拒否権が覆されるのはオバマ政権で初)し、テロ遺族がサウジアラビア政府を提訴できるになった、これにより両国関係の悪化は必至となる(p199)

・在日米軍が撤退する動きは始まっている、沖縄にいる8000人(家族入れて2万人)の海兵隊はいなくなる、表面上は、グアムのアンダーセン基地であるが、実際には予備役にいれるか、沿岸警備隊に再編入する、国境警備隊の編入も(p204)