・長期投資は「お金を儲けたい」としか考えない一般的な投資とは違う、生活者から見て大事な企業を応援しようとするもの。リターンは後からついてくる。(p4)
・この会社、世の中にとって大事だ、もっと頑張ってほしい、そう思えるかどうか、世の中から消えてなくなっては困る、応援しなければと思えるかどうか(p20)
・欧米において、一般生活者がみるみる貧しくなっていった70年代、給与水準が下がったうえに、インフレによる物価上昇が追い打ちをかけた。資産運用をしていた人と、何の対策も講じなかった人では大きな差がついていった(p27)
・大手証券は、証券会社が抱える事業法人部門や金融法人からの情報、各社からの預かり勘定を資金源として、株式相場を人為的に作っていった。株価が大きく跳ね上がったところで、企業は増資して大量資金を調達=新株の時価発行増資ということをしていた(p39)
・以前の投信は、増資が終わって売られるがままとなっている株式のごみ箱にさせられていた(p40)
・テレビコマーシャルでは個人の財産づくりのお手伝いとか言っているが、実体は販売手数料などを稼ぐ器として投信を位置づけている。その証拠に6000本近くあると言われている中で、まともに運用されている期間は2年半ほどで、その後はほとんど放ったらかし(p42)
・1996年6月末で、ピクテの日本代表そして、ピクテジャパン社長を辞し、翌7月4日に、さわかみ投資顧問株式会社を設立した、苦労の末に、1999年8月24日に「さわかみファンド」の設定まで漕ぎつけた(p47、53)
・一般の金融現場では、投資信託の作り手である投信会社よりも、販売を担当する証券会社の方がずっと影響力が強い、手数料を稼ぐために新商品を繰り出してくる(p73)
・ロバートキヨサキ氏はいろんな本を出しているが、結局のところ言っているのは「あなたは月に資産をいくら買っていますか」(p113)
・余剰資金は事前に天引きしておくのがコツ(p115)
・さわかみファンドの投資分野は、エネルギー・素材・工業製品・水、食品・環境であり、どんな社会変化があっても、人の衣食住は絶対に必要で、営々と生活は続いているというものに重点を置いている(p121)
・安定したサラリーマン、長期投資という威力、この掛け算のパワーは相当大きい(p134)