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さらば!グローバル資本主義 「東京一極集中経済」からの決別

さらば!グローバル資本主義 「東京一極集中経済」からの決別の写真

・資本主義は15−17世紀にかけて欧州列強が世界各地の富を搾取した「大航海時代」にできた社会システムとする見方がある、資本家=国王や貴族が資本を蓄えて、労働者(一般市民)を雇用し、大船団を組織して新大陸に乗り出して行った。リスクは大きいが、見事到着して現地や現地人から様々なものを略奪して帰ってくれば巨万の富を手にすることができる。その一部と労働者に還元しつつ、資本家はさらに大きなビジネスを手がける。この「富の収奪と拡大再生産のシステム」を19世紀半ばにフランスの社会主義者ルイ・プランは「資本主義」と名付けた(p25)

・資本主義が行き詰まる4要素、1)地球環境が破壊、2)経済格差が広がりすぎる、3)少子化が止まらなくなる、4)ブルシット・ジョブが蔓延する(p28)

・後期高齢者は免許をとりあげたらトカイナカに住めなくなって地域の中核市(20-50万人)に引っ越さなければいけなくなる、それは間違いなく東京一極集中になる(p55)

・公共交通が必要な理由、1)運転できない高校生や高齢者にとって公共交通は生活の支え、2)温暖効果ガス削減、自家用車から公共交通に需要をシフトする必要がある(p59)

・1950年に特殊法人「住宅金融公庫」を設立し、一般国民(労働者)が住宅を建設するための「公庫融資」を行なった、25年長の長期間固定融資で民間の金融機関よりも低金利であった、2002年に小泉行政改革で実質廃止になるまで、公庫融資は半世紀にわたって庶民の「マイホーム」取得の切り札だった(p73)

・戦後GHQの要請を受けてアメリカからやってきたシャウプ使節団からは「源泉徴収」を廃止しろ、と言われる(アメリカではサラリーマンも主婦も確定申告して納税する)が、当時の大蔵省の役人は、第二次世界大戦を支えた「戦時国債」に代わる「源泉徴収」制度をがんとして手放さなかった(p76)住宅ローンと源泉徴収が戦後の日本の巨大集金システムになった(p76)

・コロナ禍のもとにあった4年間の非本経済をじっくり観察して、「毎年赤字国債を60-80兆円も出し続けても日本経済はびくともしない、超インフレは起きないし財政破綻もしない」と言い続けている(p93)

・月に1000万円の売り上げがあるコンビニでも、地域に残る貨幣は200万円に満たない、2割程度である。それに対して地元産の商品を仕入れ、地元産の電力を使い、地元の人を雇う個人商店は、8割残る。月の売り上げが330万円でも、地域には264万円を残すことができる(p123)

・自分が好きでないことに関わっても、アートは生まれない、重要なのは「好きと嫌いをはっきりと分ける」どんなに頑張っても本心から好きでないものは長続きしない(p144)現在の都市生活者は「好きと嫌いのスイッチを「オフ」にしている」と意言った人がいる。嫌いな満員電車に乗る、好きな温泉に行けないで仕事をしている(p145)好きなことをしていれば「免疫力」が上がる(p150)

・森永氏の設立した「B宝館」は、グローバル資本主義とは訣別して、マイクロ経済に徹している。どんなビジネスも、人件費と家賃がかからなければ赤字にならない(p157)

・毎日を「ワクワクドキドキ」しなければならない、そのためには、1)どういうライフスタイルをとったらいいのか、2)どんな人生設計をしたいのか、3)どんな人と交わったらいいのか、4)どんな所に住めばいいか、5)どんな仕事に就けばいいか、6)どんなものを食べればいいのか、7)どんな服を着ればいいのか、8)何を好きといって何を嫌いというのか、9)自分の幸せな何か、10)どんなふうに生きていれば幸せか(p161)