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summary

アメリカ帝国の衰亡と日本の窮地

アメリカ帝国の衰亡と日本の窮地の写真

・ ウクライナ 戦争は日米欧州国のマスコミでは「ヒトラーのように 邪悪なプーチンが突然何の理由もなく 民主的なウクライナに襲いかかった 侵略戦争」と報道されてきたが、 2022年から開始されたウクライナ 戦争の真の原因は、アメリカ政府による NATO の執拗な 東方拡大である。 ブッシュ政権は ゴルバチョフ大統領と冷戦を集結させる交渉をしていた時「 冷戦を集結させるため ソ連の指導する ワルシャワ条約機構を解体してほしい」と要求し「 解体しても良いか NATO軍がロシア 国境にまで進出してくるような事態には耐えられない、 アメリカは NATO 東方に拡大しない」という要求に対して 、ベーカー国務長官は「 NATO を1インチたりとも 東方へ 拡大しないことを確約する」と述べた 。さらに 米政府は、 英仏独の 大統領と首相にも確約させた、ロシア政府はこの約束を信じて 東西冷戦構造を解体した、ところがこれを クリントン政権は破ってしまった(p31)

・ アメリカの2001年から2024年までのイスラム諸国に対する武力介入の結果、 イラク・ アフガニスタン・ パキスタン・ シリア・ リビア・ レバノン・ イエメン・ スーダン・ ソマリアなどの諸国において 約470万人の死者が出た。 イラク 制裁によって死亡した 100万人、 ウクライナ 戦争の犠牲者となった 130万人を加えると、 700万人以上の死者が出たことになる(p40)

・アメリカ人は、宗教だけでなく「 古典的な教養」「 価値規範」「 道徳 基準」 も失っている、多くのアメリカ人が人生の目的としてきたのは3つの P「 権力・ 金・ 快楽 」である(p62)

・1920年代まで アメリカの大学に入学するには、 フランス語 か is ドイツ語のいずれかと、ギリシア語か ラテン語 かのいずれかを読める能力が 基礎学力として要求されていた。 英語以外の2つの西欧語で 西洋の古典的な 著作を読んで理解する能力を 高校時代に習得することを要求された、 しかし 1970年代から「専門分野の知識は習得しているが、文化や教養のない心の貧しい スペシャリスト 学者」が増えてきた(p63) 1909年まで40年間も ハーバード大学の学長を務めた エリオットは、ギリシア語とラテン語を学ぶのは 不必要であると考え 大学入学の必修科目から外した(p75)

・ 確かに アメリカは 奴隷制度を廃止しこれを自慢しているが、実際は 国内で辞めただけでアメリカ国外に「奴隷制度」を持ち込んでいる(p109)

・バージニア州のジェームス タウンにイギリス人が初めて 入植したのは1607年、 2年後の1609年になると 原住民= インディアンとの約束を破って 領地を拡大し インディアン 虐殺 を開始する。 10年後の1619年にはアフリカから黒人を奴隷として輸入し 奴隷制度を基盤とした農業を開始する(p129)

・ アメリカのミドルクラスの税負担率は20%を超えているのに、 Amazon の創業者や ウォーレンバフェット、 イーロンマスクなどは自分たちの巨大な資産を増大するプロセスにおいて 1%程度の実効税率 しか払っていない(p138)

・ アメリカの現在の24歳以下の 白人 人口 は 50%を切っている、 今後ますます このトレンドは加速化していく、 21世紀になってからアメリカの白人人口は 着々と少子高齢化している(p147)

・ アメリカで最も白人と黒人が別々になっている時間は日曜日の朝だというのは、アメリカでは 人種差別が最も著しい時間帯はみんなが教会に通ってる時間帯ですという意味である(p175)

・飛鳥時代から江戸時代までの日本人の思考パターンには常に「日本的な価値観」「 仏教 哲学」「 漢籍の素養」 という 3つの要素が鼎立していた、 しかし 明治維新という確信 レシウムを日本人に押し付けた長州・ 薩摩の田舎 武士たちは、この「日本文明の三位一体」の良さを理解していなかった(p198)

・国際政治を動かした最大の要因は諸国間のバランス オブ パワーの変異であった、 16世紀のハプスブルク帝国の興隆、17世紀後半の ルイ14世のフランス帝国 台頭、 18世紀の英仏両 帝国の覇権闘争、 19世紀 諸国のナポレオン帝国、 大英帝国とメッテルニヒ(墺)ビスマル君 によるバランスオブパワー、 ドイツの ヴィルヘルム2世 による 世界覇権 願望によって起きた 第一次世界大戦、 その後のベルサイユ体制の欠陥によって起きた 第二次世界大戦、 東西冷戦とその後のアメリカの一極j覇権主義の失敗などがある(p237)