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summary

会社人間だった父と偽装請負だった僕 さようならニッポン株式会社

会社人間だった父と偽装請負だった僕 さようならニッポン株式会社の写真

・イワシ、鳥の群れが巨大な生命体であるかのように複雑で素早い動きをするルールとは、1)近くにいる個体と進む方向・スピードをあわせる、2)近くにいる個体との距離を一定に保つ、3)個体が少しでも多くいる方向へ向かう、である(p5)

・アメリカのドラマに出てくる父親は、必ず夕食までに帰宅して、一緒に食事をする(p58)

・1973年(昭和48年)には、三光汽船は株式時価総額が新日鉄を抜いて日本一、世界最大のタンカー会社となった、その会社が1985年8月12日に倒産した、13日の新聞には日本航空123便が墜落したニュースが一面のため、大ニュースとならなかった(p76)

・金融機関の店舗には現金はそれほど置いていない、支店には経理部から必要な現金が毎日届く(p87)

・バブル期の都市銀行は、1)融資の資金使途確認、2)過剰融資の排除、という原則があったがそれを取り払った、サラ金と同じコトをしたが貸し付けた金額はサラ金とは桁違いであった(p93)

・銀行は保険を販売して手数料をとることは銀行法で禁じられていたので、手数料は系列保険代理店に入る仕組みを採用、保険会社からは実績に応じて低利の通知預金も預けてもらえる仕組みもあった(p94)

・りそな銀行は、旧大和銀行が母体となっている、2001年に近畿大阪銀行、奈良銀行と持ち株会社を設立、2002年にはあさひ銀行が参加して、りそなホールディングズへ変更(p149)

・従業員を部品扱いすることは、与えられた最低限の仕事をいかにこなすかだけを考え、下から上への改善提案などあり得ない、結果的には会社の体力を弱らせることになる(p199)

・バブル崩壊後に社会構造が二極化した印象を受けるのは、日本式経営システムの崩壊がある、一方、良いこととして組織の論理のみに従っていたサラリーマン経営者は、消費者や株主を意識することなく企業統治が不可能になった(p208)