suu3.jp 戻る

summary

シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場

シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場の写真

・シンプル族の生活原理をまとめると、1)物をあまり消費しない、ためない、2)手仕事を重んじる、3)基本的な生活を愛する、である(p7)

・デートにクルマが必要だったという男性は、30~44歳では50%以上いるのに、18~19歳では15%ほどしかいない(p24)

・大型高級車に乗っている人に対して、「石油高が続いた場合の対応」について質問すると、自転車を利用する(32%)、ハイブリッドカーを買う(25%)、電車バスを利用する(37%)、クルマを手放す(7%)、である(p30)

・シンプルで飽きないファッションを求める女性が増えると、ファッション業界・百貨店業界は、毎年の流行のサイクルによって消費を喚起できず売上低迷となる(p32)

・アメリカへの憧れをなくした若者が求めるのは、ヨーロッパ的な伝統であったり、アジア的なバイタリティ、自然と融和する日本の伝統文化である(p52)

・ボボスの特徴をまとめると、1)生活必需品のみに金を使う、2)粗い肌触りを好む、3)モダンよりも、古いものを好む、4)貧富の差を逆転(隣の人よりも下であることを良いとする)、5)消費者ではなく、選んでストーリーを生み出すキュレータ、である(p102)

・百貨店の中にある高級喫茶店の打上げは落ちているが、100グラム3000円の最高級コーヒーの売上が伸びているのが現状(p134)

・本当のヴィンテージマンションと呼べるのは、だいたい築35年以上の、港・渋谷・中野・杉並区の山の手にあるもの(p138)

・無印良品が支持されるのは、すでにある暮らしを邪魔しない、主体は消費者でいられるから(p195)

・無印良品プラスと思われるのは、Boseの「ミュージックシステム」、モレスキンの手帳、である(p201)

・これまでのように、次々と新製品を出して、消費者に無駄な買い換えをさせて、売上と利益を確保しようとするGMスタイルはシンプル族には見向きもされなくなる(p213)

・エコ減税に対して消費者が欺瞞を感じるのは、「買い換え促進政策」にしか見えないから、テレビの地デジ化も同様(p214)

・必要なのはシンプルで長持ちする社会システムである(p215)