・いかなる活動も、それに必要とされるエネルギーは活動速度の二乗で増加、化石燃料の消費を70%減らすには、活動速度を半分にする必要がある(p14)
・日本経済が大きく縮小する可能性がある理由として、1)エネルギー問題(供給量を上回っていて足りなくなる)、2)環境問題、3)金融問題、4)グローバルエコノミー(バブル)の問題、がある(p15)
・6割経済の時代には、給料を4割カットする代わりに、労働時間も4割カット(週3日勤務)とする必要がある(p23)
・ケロッグは1日6時間勤務を1980年代半ばまで実施してきたが、社員自身が時短よりも収入増を望むようになり終焉した(p28)
・会社が資本金を増やす理由は、1)設備投資の資金確保のため、2)株式上場のため、である(p38)
・日本経済を引っ張ってきた偉大な経営者は、財務・法律家ではなく、技術者やエンジニアであり研究開発、製造、社員教育を重視していた(p66)
・経済が縮小したときのために準備できることとして、1)今よりずっと少ない収入で暮らす、2)消費中毒をなくす、3)自分でできること(野菜づくり、衣服を繕う、修理する等)を学ぶ、である(p77)
・自然災害のときに使えなくなる携帯電話、電子メールのために、アマチュア無線を活用する(p85)
・日本の国民一人当りの生産性は過去40年間で20倍になっているのに40年前よりも忙しくなっているのは、大量生産・消費・廃棄社会に取り込まれているから(p91)
・世界貿易(旅行含む)に必要な金額は、外国為替取引全体の1%に過ぎない、残りの99%は博打のために取引されている(p133)
・日本の年間貿易額は157兆円@2007、これは4日分の日本円の為替取引額に相当する、日本の製品・サービス決済に必要な円は、外国為替取引の2%である(p134)
・企業の株式による資金調達額は、株式取引全体の1%未満、株式市場は資本を集めるのには極めて非効率、10年前では日本の全証券取引所でGDPの4分の1に相当する金額が取引、この10年間にGDPは変化していないが株式売買代金は6倍増になりGDPの1.5倍になった(p142)
・円の売買に1%の税金をかけるだけで、日本政府は132兆円の税収を得られる、この額は地方税と国税の合計額(100兆円)を超える(p156)
・根肝の株式売買高752兆円(2007)のうち、2.1兆円(1%未満)が企業が新規株式を発行して集めたもの、残りの750兆円はすでに発行された株式の取引(p160)
・アメリカ財務省のHPによれば、2009年7月時点で日本全体で7245億ドルの米国債を購入している、政府分、企業、個人分の内訳は不明(p162)
・日本で流通しているお金のうちで日本政府が作っているのは、10~20%のみ、残りは銀行の信用創造によって民間銀行が作り出している(p172)
・経済が毎年成長しなければならないのは、社会に流通するお金の80~90%が、貸付を通じて作られたもので、利子とつけて返済する必要があるから(p175)
・1968年度以降の40年間の国債総額は555兆円、借金返済にあてた総額は417兆円(75%)、国・国家のために使われたのは借りたお金の25%(138兆円)、40年間で138兆円なので、毎年3.4兆円の政府紙幣を発行していれば国債発行は不要(p180)