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summary

希望の現場 メタンハイドレート

希望の現場 メタンハイドレートの写真

・世界で初めてメタンハイドレードから天然ガスが採取できた意義は、1)技術完成後にそれを輸出できる、2)現在の天然ガス交渉価格の切り札になる、3)失敗したデータを多くとれたことが技術改良につながる(p2)

・現在の火力発電所に最小限の改修のみで、メタンハイドレートのメタンを燃料として発電可能、インフラはすでにほぼ整っている(p25)

・海洋地質の研究者は、海底や海底下の様子は詳しく観察していたが、海中の様子は観察していなかった、これが「目からウロコ」であった(p39)

・日本はメタンハイドレートの開発は太平洋側でやり、MH21というコンソーシアムをつくって予算をつけている、すると業者・役人・東大中心の学者がぶら下がり身動きが取れずに予算の付け換えができなくなる(p57)

・メタンハイドレートは、減圧すれば、水とメタンガスに分かれる。シェールオイルと異なり薬品がいらない、高温にしてもメタンがとれるが、お湯を作るコストが膨大になる(p62)

・魚群探知機でメタンプルームを探し出してメタンハイドレートのある場所を安価に探査する方法は、日本・ロシア・中国・韓国・アメリカ・豪国でパテント取得、EUは申請中(p64)

・2012.9.8に日本海連合が設立、メタンハイドレートの先行開発をしている、兵庫県・新潟県・京都府が中心となって、秋田・山形・富山・石川・福井・鳥取・島根の7県が賛同した(p67)

・兵庫には陸揚げできる大きな港は無いが、京都には、宮津・舞鶴港がある、さらに関西電力には休眠の火力発電所もある(p73)

・メタンハイドレートは、従来の埋蔵資源とは真逆で、採って燃やした方が地球温暖化の抑制につながる、自然状態で放置すればCO2の20倍の温暖化効果のあるメタンガスが、採って燃やせば20分の1に抑えられる(p81)

・メタンハイドレート:1m3を燃やすと、メタンガス160-170m3と、水が0.8m3とれる(p91)

・天然ガスは採ったら終わりだが、メタンハイドレートは、毎日プルームが出ていて、マグマに関連する活動が続く限りは、造られる可能性がある(p116)

・メタンハイドレートが、既存勢力(石油会社、商社、運送業者、政治家、官僚など)にとって困ったことになるのは、おカネがかからないこと、世界のエネルギーの需給関係に影響を与えるのが問題(p121,156)