・ゲームは点を取り返されたときに始まる、レースは抜き返されたときに始まる、そう思える人は強い(p3)
・ゲームもレースも、挑む本人が「失敗した」と感じた瞬間に終わってしまう、人生だって同じ(p4)
・日本人が失敗と呼ぶ事象のほとんどは、人生をドラマチックにしてくれる、神様の演出である、失敗と呼ぶのと、「やっとドラマが始まった」と思うのとでは、天と地ほども違う(p4)
・いい脳の定義とは、必要な時に必要な回路にだけ、すばやく電気信号が流れること、つまり豊かな回路を持ちながら、それらの回路たちに、状況に応じた、しっかりとした優先順位がついていること(p15)
・脳は体験によって進化している、失敗すれば、失敗に使われた脳の関連回路に電気信号が流れにくくなり、失敗する前より失敗しにくい脳に変わる(p16)
・成果を残す前に、できない、まだまだ、を言わない。ましてや、それらを口癖にしてはいけない。失敗への処し方において、最も忘れてはいけないこと(p19)
・自分のためにNOを言うとわがままに見えるが、顧客のためにNOを言うプロはかっこいい(p21)
・成功しても眠るまでは、その体感も、筋肉制御の単純記憶に過ぎないが、眠っている間に、脳が運動センスにまで昇華して、運動野に書きこんでいく。昼間の鍛錬が、夜の良い眠りによって、センスに変わる(p23)
・失敗はたくさんしてもよい、失敗したら潔く反省する、ただしくよくよと思い返してはいけない、と教えるのがリーダーの務め(p33)
・好奇心に駆られて無邪気に動いたとき、あるいは使命感と共に逆境に立たされたとき、脳は、その潜在能力を最大限に使い切る。なので、英雄には「夢」なんてことばは要らない(p37)
・母親が56歳以上であったら、彼女の脳はもう変えられない、ネガティブ思考であればもう変えられない(p45)
・ヒトの脳は、生まれて最初の28年間は、著しい入力装置である、特に15-28歳までの単純記憶力のピーク時には何をしてもがむしゃらになれる、そして30歳の誕生日までに自らの世界観を確立していく。そして30代は、失敗適齢期である、ここで痛い思いをした脳だけが一流の脳になれる、30代の失敗は買ってでもしなさいと言われるいわれである。(p55)
・50代半ば以降に、どんな脳に仕上がっているかが、本当の勝負である、20代や30代でライバルの後塵に甘んじているなんて問題でない(p57)
・勝ちに行って負けた人は、成功しやすい脳に変わり、逃げの試合に負けた人は、挫折しやすい脳に変わる。同じ負けでも、その結果は180度異なる(p63)
・一流になる秘訣として、1)孤高である、2)いい睡眠をとる、3)栄養バランスのよい食事をする、これは脳科学的に理に適っている(p70)
・右左脳連携を必要とする行為として、楽譜という記号を、脳内でイメージに変え、楽器を奏でる筋肉のなめらかな制御信号に変える、声帯の制御信号に変えるという音楽は良い。(p82)
・弱音を吐いてしまった時、きみの中で傷つくものがあったなら、それば自尊心である(p99)
・事業目的を「夢」と思っているうちは起業なんかしないほうが良い、使命と思えて、腹に落ちてからである、そのためには夢ということばを封印する(p113)
・「好き」と「嫌い」は、そう違くない感性である、どちらも感性が刺激された結果の出力、方向性が違うだけ。好きの反対は「無関心(目に入らない)」である(p113)
・チリの落盤事故で69日間閉じ込められた全員が無事帰還した、33人は11人ごとに3グループに分けられた、グループは3つの仕事を交代で順繰りにこなしていた、休憩・活動・見守り、であった。この「見守り」が秀逸であった、人は自分の不安と向き合うと耐えられない事態でも、他者を案じていれば強くなり免疫力があがる(p118)
・小脳と小腸がどうも連携しているらしい、小脳が活性化すると、免疫を司る小腸が活性する。昔の日本人は、深い納得が、小腸を活性化することを身体で感じていたのかもしれない(p119)
・物事がうまくいかなかったときは、常に「自分に何ができたのか」を口にするべき。けっして被害者口を利かないこと(p123)
・母親が、子供の失敗に対して「だから言ったじゃないの」ではなく、「母さんも、もう少しxxしてあげたらよかったね」と声をかけるべき(p124)
・写真を撮ってもらうときは、カメラではなく、その向こうのカメラマンを見つめる感じ(p127)
・その人が入ってくると、その場の人が嬉しそうな笑顔になるのがリーダーの条件だろう(p130)
・この世は、きみの脳が見ているバーチャルリアリティーである、これは、きみの冒険物語であり、すべては君の脳が決める(p152)