・現在、世界の負債は西洋(欧米)に、資産は東洋(日本、ドイツ、中国、香港、ノルウェー)にある(p29)
・今後1-2年のうちに、最悪の経済危機が起きると予想している、世界中の負債額が史上最悪の数字を記録しているから(p36)
・リーマンショックが起きてから10年経過し、株式市場は上昇し続けている。歴史を学べば、いつか必ず止まるということは誰にでも予想できる(p40)
・日本は50年か100年後には消えてしまうだろう、借金があり、しかも子供を作らないので。農地法が2016年に改正されて農業への参入の壁が低くなったのは改善された点(p44、68)
・人口が減少し、さらに移民を受け入れない国の将来に問題があるのは歴史も物語る。例えば西アフリカのガーナ共和国、かつて大英帝国で最も裕福だったが、国境を閉鎖した7年後には軍事クーデター、1962年アジアで最も裕福な国はビルマだったが国境を閉鎖、国名をミャンマーに変えてから50年、最貧国になった、東アフリカのエチオピア、中国、アメリカも同様(p47)
・歴史を見ると、インフレによって景気づいた国はない、経済発展は、国民が一生懸命働き、貯蓄率・投資率を高めてお金を儲けることによって起きるものである、経済活性化している国はインフレに依存しない(p51)
・お金の安全な避難先は株・不動産になる(p53)
・低価格にして長続きした会社は、歴史的にみて存在しない、消費者は、概して高品質の製品を欲しがるもの。低価格商品に走るのは、一時的なもの(p76)
・北朝鮮には自由貿易地域と呼ばれる場所が15か所ある(p107)
・いまは中国こそがものづくりの中心である、中国は毎年アメリカの5倍、日本の15倍のエンジニアを輩出している(p125,126)
・シベリアはロシアの領土だが、ロシアが植民地化する1636年以前では、中国やモンゴルが支配していた。地理的にも中国に近く、中国企業が進出しつつある(p131)
・歴史的に見て、世界で唯一の安全な避難先は、米ドルである。中国は為替レートをコントロールしているという疑惑があるので、このせいでドル価格が上がっている、いずれは元が米ドルを凌駕するかもしれないが、それには管理通貨から脱却(自由に売買可能)する必要がある(p159)
・中国の強さは、宗教、自然環境でもない、中国哲学が関係ありそうである。中国は昔から、教育、とりわけ技術に重きを置く国で、儒教では、教師と学者が得に尊ばれている(p161)
・アメリカが1929年に関税法を通すことで大規模な貿易戦争をはじめた、そして第二次世界大戦がはじまり、世界中の経済が崩壊した(p168)
・投資で成功する方法を挙げるとすれば、誰も目のつけていないものをすぐ買え、ということ(p197)
・AIの時代だからこそ、AIにできないことを探す、それが成功への近道となる(p223)
・100年前、価値のあるものなら何でも通貨として使っていた、物々交換もあった。世界大恐慌の1930年代、イギリスの定めたスターリングブロックによって世界はブロック経済へカジをきった。イギリスは自国・自治領、直轄植民地に住む人々に「ポンドを使わないと背信行為となる」といいだし、人々はポンド以外での商取引ができなくなった(p228)
2019年5月3日