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summary

読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)の写真

・読書は「体験」である、実際、読書で登場人物に感情移入している時の脳は、体験している時の脳と近い働きをしている(p8)

・教養課程=リベラルアーツ、とは「自由になるための全人的技芸」というのが起源で、ギリシアで生まれた。その後、中世ヨーロッパに受け継がれ、「文法、論理、修辞、算術、幾何、天文、音楽」という、自由7科として定義づけられた。これが後に、神学・医学・法律、といった専門教育ができたときに、それより前に学ぶべきものになった(p19)

・教養とは、雑学や豆知識ではなく、自分の中に取り込んで統合し、血肉となるような幅広い知識であり、物事の「本質」を捉えて理解すること(p27)

・読書には大きく2つある、情報としての読書と、人格としての読書。自分の時代と重ね合わせながら世界観を味わうのは人格としての読書(p50)

・読書は自分と異なる視点を手に入れるのに役にたつ、意識したいのは「著者の目」になること(p59)

・自分にとって何が魅力であったかを考える際に最も簡単なのは、本の中から「好きな文章を選ぶ」こと(p79)

・あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊読むとかなり知識が得られる、一般基準なら20冊でSランクだろう(p103)

・ピケティがこの本(21世紀の資本)で言っていたのは、働いてお金を生みだすスピードより、お金がお金を生み出すスピードの方が大きくなった、格差は広がる一方なので、ハンデが必要。という話である(p110)

・文学とは、経済的成功や勝ち負けとは違う次元で成立しているもの、生きる、ということの意味の深さを何とかつかまえようとしている営みである(p142)

・孔子を始祖とする儒教と対をなすような思想が老荘思想である、孔子は人間関係や仕事を含め、現実の人生をいかに処すかを重視していた、そいうった現実主義的な理想を批判して「無為自然」を説いたのが老荘思想である(p149)

・源氏物語に限らず、名作だけどもとっつきにくい作品の多くは漫画化されている、カラマーゾフの兄弟、罪と罰、とっかかりとしてや良い(p170)

・違うタイプの作家、違うジャンルの本を読んでいると同時にいくつかの視点を持てるるようになりバランスが取れる、批判的に読むこともできる(p179)

2020年1月13月日作成