・営業とは、見込み客を集め、情報提供しながら見込み客の購買意欲を高める、その中から購買可能性が高い見込み客を選別し個別にアプローチ、打ち合わせを重ねながらニーズをヒアリング、提案の作成、価格交渉、そしてクロージング、のプロセスのことを言う(p7)
・営業の成果が上がらない根本的原因は、営業戦略以前の、経営戦略にあると考える。古いビジネスモデルのままか、無理のあるビジネスモデルを採用している(p35)
・過剰な数の営業マンを抱える大企業がここまで増えた理由は、大量生産・大量消費にある(p42)
・営業職全体は張っているのに、営業事務職が増えている理由は、外回り型営業マンが減って、セールステックと総称される営業支援ツールを駆使する、内勤型営業マンが増えているから(p56)
・全体のプロセスを、戦略・作戦・戦術のフェーズに分ける。戦略とは、戦いを略す(戦わずして勝つための策略)であるべきで指令本部が立てる。どんなサービス・商品を提供するか、どんな会社にするか?といった進むべき方向性である、作戦とは、戦いを作る、ことで「進むべき方向性に沿って、いかに戦わずして勝つか」の策を考えること、これは現場指揮官が立てるもの=マーケティング部が担当する(p59)
・戦術とは、作戦を実現させるための手段で、成果をあげるための具体的な方法論であり、ここを営業が担当する。戦略が正しければ、戦わずして勝てるので、営業はいらないということ(p59)
・プロダクトアウトも、プロダクトインもどちらも重要な視点である、どちらが良いかの二元論ではなく、この二つをうまくつなげる思考法が必要である。その思考法として、エクスペリエンス、すなわちユーザーが得られる体験、感動を想像しながら製品やサービスの開発にあたること(p69)
・テスラは、テスラ車を買えば、購入者は今後、より進化した機能を使える可能性が維持できるとともに、不具合の案内・メンテナンス情報も車で直接テスラ社と通信すれば済む形になっている(p75)
・自然界にあるやさしい風を再現する、というコンセプトで開発されたのが、「グリーンファン」である。扇風機の風に心地よさを求めているのだ、というエクスペリエンス思考の上に立って開発された製品である(p87)
・日本では、移動・報告・単純な事務作業に7割の時間が割かれている一方、アメリカは55%、これは日本の営業マンの仕事にはもっと簡素化できる余地があると示している8p107)
・顧客とのやり取りがすべてテキスト化される、セールステックツールを使えば、営業日報が不要になる(p117)
・オンラインであっても互いの話題を常に共有していれば、テクノロジーを介していても高度なコミュニケーションができる。画質の高いビデオ会議システム、3Dストリーミング、VRのテクノロジーが加われば、人と会う必要性はもっと減るだろう(p128)
・ブルーポンド戦略とは、競合のいない青い小さな池を生み出すことを目指す、広大で真っ青な「海」を目指すのではなく、小さくも大きな価値のある自分専用の「池」で成功を目指す(p149)
・ブルーポンド戦略の2つのミッションとは、1)規模の小さい市場で独占を達成、2)身近な範囲(最初の火種は数十人で良い)で高い顧客ロイヤリティを生み出す(p153,179)
・人間関係の階層、第0階層:3-5人、危険な時に駆けつけてくれる、お金の相談ができる、第1階層:12-15人、月に一度会うような親密な友達、第2階層:50人まで、距離のある友達の数、第3階層:友達の限界(p193)
2020年3月29月日作成