・業界を破壊するようなイノベーションは、テクノロジー界隈で起きやすい。そうして生まれたベンチャーは簡単にピボット(方向転換)し、業界を超える特徴を持ち合わせて、短期間で大きく成長する。GAFAがそうで、シリコンバレーではそれに続くベンチャーがこの瞬間も次々と生まれ続けている(p30)
・Googleはアマゾンと同じく最短で知りたい情報にアクセスしてもらいたいので、トップページは驚くほどシンプルで広告もない、ヤフーとの違いである。アマゾンエコーというインターフェースとアマゾン保険(ローン)、アマゾンで注目しておくべきトレンドは、この2つ以外にもドローン宅配、自動配達車など控えている(p52)
・マイクロソフトの窮状を救ったのが現CEOのナデラ氏である、モバイル、パソコン、法人、エンドユーザに誰でもどこでも支えるオープンなデバイスやソフトウェアを提供する体制に経営をシフトさせた、サブスクリプションの導入もある。単年1万円ほどの契約に変える代わりに最新の機能を常に備えている、消費者が最終的に払うお金は変わらないが支持されている(p71)
・インポシブル・フーズの作る代替肉は原材料は大豆、牛肉に比べて安い、牛肉であれば3年かかるが、短時間で作れる。温暖化げんいんのメタンガス(牛から出る)も発生しない。有害な化学調味料もなく栄養価もある。この会社の成長に伴い、精肉業界、牛豚の生産者、漁業関係者の仕事は破壊されていく(p83)
・ショッピファイは、企業のECサイト開発・運営を手がけている。ウェブサイトの制作、カード決済の仕組み、売上分析、企業がインターネットで商売をするために必要な専門知識がなければ難しいことを全て代行してくれる。事業者が用意するのはパソコンと画像のみ。ルイビトン、ディズニー、ナイキ、ワークマンなど、これまで楽天やアマゾンを中心としていた企業が次々とショッピファイと組みながら自社のECサイトを充実されている、最近ではウォルマートも組んでいる(p94)
・現在のコングロマリットは、ソフトウェアカンパニーがハードウェアビジネスなどに進出している、その際には買収を積極的にやっている(p107)
・Adobeは大企業病で倒産しかけたが、2011年にサブスクリプションサービスを手がけ、2016年には自社開発で人工知能のテクノロジーを獲得、それまでクリエーターの技量に頼っていた画像、イラストの加工作業を人工知能が自動で行うサービスを提供することで業績を回復した(p120)
・世の中にある自動車の95%は普段は利用されていない、この動いていない時間を自動運転技術を活用してタクシーとして利用するのがロボタクシーである。タクシーの運賃の7割が人件費なので、ロボタクシーなら700円くらいが200円で乗れるようになる(p147)
・コマツは無人運転を行っている、ダンプやパワーシャベルの自動・無人化も進めている。土の属性や形状により掘り方を調整する、いわゆる熟練オペレーターの運転技術を身につけた人工知能を搭載する予定である。(p155)
・ハードとソフトがあるのは当たり前、その上で顧客にどのような価値を提供できるのか=体験が、革命の基点となっている。アマゾンは、アマゾンエコーというハード、アレクサというソフトウェア、AWSというクラウドサービス、こうして体験を提供している(p169)そのために、最近台頭しているのがSaaS(サース)顧客に必要な分だけのソフトウェアを提供する(p169)
・2025年には間に合わないかもだが、2030年には実現するかもしれない、ニューラリンクがある。頭の中で考えたことをコンピュータが自動的に読み取り、実行してくれる。例えば、テレビをつけてと念じるだけで、スイッチがオンになる(p199)
・出発点が電気自動車、エンジンモータであったテスラと、ガソリンエンジンを搭載していた旧来の自動車メーカとの差は大きい。テスラはデータを獲得するためのプラットフォームを用意していた。テスラの場合、試験車両は100万台もある(p225)
・リースはただ貸しているだけ、一方、サブスクリプションは顧客に最良の価値を提供し続けることがサービスの本質であり、データを取得することに重きが置かれる(p234)
・サブスクリプションが合う業界は、顧客を一人増やしてもコストが増えない(p232)合わない業界は、摩耗する業界、摩耗とは、ハードが時間の経過とともに劣化していく。不動産、自動車、家具。スマートフォンなど(p237)
・2025年に必要な5つのスキル、1)英語、2)ファイナンス(証券アナリスト)、3)データサイエンス(ディープラーニング)、4)プログラミング(パイソン)、5)ビジネスモデルが読める(p260)
・好きなこと、得意なこと、社会からの報酬が高いこと、この3つが重なるようにする(p268)
・弱く繋がっていることが重要、定期的に情報提供を行う、久しぶりに連絡を取った際には、そういったこまめなやり取りが効果を発揮する(p275)