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世界を変える5つのテクノロジー ――SDGs、ESGの最前線 (祥伝社新書)

世界を変える5つのテクノロジー ――SDGs、ESGの最前線 (祥伝社新書)の写真

・ESGとは、企業の価値を測る際の新たな指標を意味する、従来のように売上高・利益のみを重視するのではなく、顧客や取引先、従業員、地域などのステークホルダーにも目を向け、環境・社会・企業統治の3つの観点から複合的に捉えて企業価値を向上させていく、という考え方のこと、ESGを推進することは結果として、世界の共通目標であるSDGs(持続可能な開発目標、2015年9月国連サミットで採択、p31)の達成にもつながる(p7)

・植物工場の特長は、水をリサイクルできるので9割以上も削減できる、日本が使う年間の水使用量のうち、農業用水が3分の2を占めている(p62)

・今の時代のビジネスパーソンに求められているのは、未知のものに触れて自分に最適な方法を探し出して能動的に探究していく姿勢である(p73)

・ESGの視点から見たアップルの優れた点は、有言実行と具体性、いつまでに、どのような施策と組み合わせて、どれだけ削減するかというアクションプランまでに落とし込む(p108)

・ショックがあったときにどう動くか、自分たちは何をすべきなのかというのは、普段から考えて頭に染み付いていないといざというときに動けない(p121)

・EVシフトについて日本において現状維持バイアスに引っ張られ、大きな変化が直近に迫っていることを感じられない人が多いように思われる。2008年にiphoneが日本に上陸したとき、「日本では流行らない」と冷ややかな目で見る人が多かった状況に似ている、ガラケー全盛期においては日本の携帯電話業界はiphoneの持つ本質的な優位性に気づけなかった(p160)

・実際に自動車の持ち主がマイカーを運転するのは、保有時間の5%、この空き時間(95%)を自動運転技術を使って活用するのがロボタクシー、となる。すると車は自分で購入する物ではなく、オンデマンドで手配するものになり車に関わる生活様式が変わる、自動運転は街の形も変えることになる、人々の移動手段は鉄道からEVへとシフトする。駅を中心とした同心円状に賑わうような街の形も変わる(p165)

・自分たちでOSを開発できなかった携帯電話メーカがプラットフォームを奪えわれ、ハードウェアの生産でも中国メーカに敗れ、業界から撤退することになったのと同じ構図が、自動車メーカでも繰り返されそうとしている。自動運転サービスの開発こそ真剣に取り組むべき(p166)

2021年10月4日読了