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summary

終わった人 (講談社文庫)

終わった人 (講談社文庫)の写真

・時間に対する価値観を変え、人生の楽しみ方を考え直さないと、これからの日々を無駄にすることになる(p49)

・定年になった男たちは家庭に戻るか、趣味に走るしかないと実感する(p55)人は死ぬまで誇りを持って生きられる道を見つけるべき(p110)

・自分が変わればいい、社会や人はそうすぐには変わらない。変わる前に俺があの世に行くだろう、ならば自分が変わればいい(p127)

・早々と出世ルートを外れた者が、結局は先を見据えて学び、資格をとり、人生を切り拓いたりする(p145)

・スーツが息をする、仕事を離れてスーツにふさわしい息をしていない男には、スーツは似合わなくなる(p229)

・人間は散り際、つまり諦め時が大切である、いいタイミングでサッと諦めれば、人生において千両の金の価値がある「散り際千金」(p303)

・60代は空腹である、失ったものを取り戻し、腹に入れたい。これが後期高齢者になると、空腹は感じなくなる、失ったものの方が多く、喪失感と諦めの度合いも大きく、そうなった自分と折り合いをつけて生きようと腹もくくれるだろう(p314)

・世の中の何もかもが「生きてるついで」かもしれない、職場と墓場の間に何もない人生が、いかにつまらないか(p362)終わった人の年代は、美しく衰えていく生き方を楽しみ、称えるべきなのである(p405)重要なのは、品格のある衰退である(p530)

・故郷は遠くにあって、遠くから思うから良いのである、同級生や町の人は、たまに会うから優しくしてくれる(p495)

・離婚は不仲の夫婦が籍を抜く方法、でも、卒コンは籍を抜かずに、お互いに自分の人生を生きるために同居の形を解消する(p512)

2023年8月11日読了