suu3.jp 戻る

summary

日本人だけが知らない「本当の世界史」古代編 (PHP文庫)

日本人だけが知らない「本当の世界史」古代編 (PHP文庫)の写真

・世界最古の土器が日本で発見されています、1万6000年前のものも、一万8000年前とも。いずれにしても世界最古です、人類の文明が急速に進んだのが約1万年雨と言われるが、それよりももっと古い(p23)

・メソポタミア地域は南北に大きく分けられ、南部がバビロニア、北部がアッシリアと呼ばれ、南部のバビロニアはさらに南北に分けられ、南部馬シュメール、北部がアッカドと呼ばれた、メソポタミア文明は実に色々な文明が起こった(p34)ハムラビ法典で有名な「目には目を、葉には歯を」というのは誤解されている、同じ身分同士の場合は対等の刑罰まででやめておけ、という意味(p36)

・チャイナの範囲は、黄河・揚子江(長江の下流部分)そして西にある西安の三ヶ所に囲まれる部分だけであり、現在の中華人民共和国にはチャイナ以外のところが多く含まれれいる(p44)殷(イン)は紀元前2000年頃から紀元前1100年前に、今の河南省のあたりに王朝を立てたと言われている、夏王朝は伝説だが殷王朝は殷廃と呼ばれる遺跡がある(p47)

・ギリシアはサラミスの海戦でペルシア軍の攻撃を凌いだ、これは鎌倉幕府がモンゴル帝国を撃退したという程度には凄かった、ギリシアはこれを持って世界の中心である、ということを平気で言っている、ヨーロッパ中心の席史観である(p70)

・日本は殺し合いによって人口が減少したのは、弥生時代と南北朝時代だけだと言われている、歴史的に平和な時代が長く、それが日本人の気質・国民性に繋がっている(p83)

・漢字といえば書き順に関してイタズラに悩む必要はない、どうでもいい、というのは、漢字の発音が時代ごと、王朝ごとに違うのと同様に、書き順もまた王朝ごとに違う(p87)

・アレキサンダー大王が亡くなって後継者争いが起きた、結局帝国は3分割された、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプト、アンティゴノス朝マケドニアである(p100)

・トランプのスペードのキングはダビデ王がモデル、クローバーはアレキサンダー大王、ダイヤがカエサル、ハートはカール大帝をモデルにして作られている、ダビデ王をついだのがソロモン、この時ヘブライ国は絶頂であった、その死後に王国が二つに分裂する(前922年)、イスラエル王国(北)とユダ王国(南)ユダヤとイスラエルは宿敵であることを知っておくべき(p142)

・ユダヤの教え(世俗の法と宗教の教え=戒律が分離していない)は、キリスト教やイスラム教にもひきづがれた、キリスト教世界は血で血を争う経過を経て、宗教と世俗の裁判所が分離していった過程が近代化である。つまり、ここ数百年を例外に、宗教と世俗は分離していない(p148)

・今のアメリカを見ているとローマ帝国を彷彿とさせる、アメリカが落ちぶれていると言っても五賢帝の三人目か四人目くらいだろう、これがアメリカがハワイからいなくなるとか、モンロー主義どころか、アメリカ大陸どころかアメリカから出たくないというくらい引きこもりになったら、ローマ帝国の様になるという意味で参考になる(p231)

・ニケーア公会議でコンスタンツ帝はアタナシウス派(イエスはヨゼフの子ではなく、処女マリアから生まれた神で、神と精霊とキリストは三位一体だという説)が正統とされ、アリウス派(アレキサンドリア教会の長老、アリウスが説いた、父である神と子であるイエスは一体のものではない、イエスは神ではなく人間であるという説)は異端とされた(p242)ローマ帝国がキリスト教を公認しておきたことは、堕落である。ローマ帝国は上下水道が完備され科学技術が発達していたが、キリスト教では知識・技術を軽視していったから(p242)

・古代オリンピック競技会は、393年の第293回大会を最後に1200年の幕と下ろした、異教の神を祀るものだからという理由で。近代オリンピックとして蘇る1894年(競技会は1896年)までの約1500年を待つことになる(p249)

・ローマ帝国でキリスト教が国教になってから、5つの管区に分けられた、大司教が置かれたところを五本山という、ローマ教会、コンスタンチノープル教会、アレクサンドリア、イエルサレム、アンティオキである、後の3箇所はその地域がイスラム化したので、残ったローマ教会とコンスタンティノープル教会で首位権を争った、最終的に、ローマ・カトリック教会と、東方正教会に分かれて今に至る(p268)

2022年12月31日読了