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捨てられる日本 世界3大投資家が見通す戦慄の未来 (SB新書)

捨てられる日本 世界3大投資家が見通す戦慄の未来 (SB新書)の写真

・もし市場参加者が日本の金利市場を支配したら、金利は急上昇し円は一気に売られるはず、この時日本の市場は崩壊するが、これで一旦リセットされてゼロからスタートできるだろう。対応が遅れれば遅れるほど後始末は大変になる、いずれは国際収支と為替相場を安定させるために、為替管理やあらゆる規制が導入されるだろう。歴史上、スペイン、ポルトガル、イタリア、オランダといったかつての派遣国も同じ道のりを経て力を失っていった。(p29)

・高品質、低価格に加えて「革新性」も武器にしなければ世界で勝つのは難しい(p40)

・日本は主に2つの保護策を取ることで自国の農業を守っている、1)輸入食料に高い関税を課す、2)所得補償なとといった経済的支援を税金で行う(p45)

・少子化という課題を解決したいなら、日本人女性が子育てしやすい環境を整備する一方で、移民を積極的に受け入れるべく、現在の移民・外国人雇用・ビザ・貿易規制に関わる全ての法律を撤廃すべき(p54)

・ビルマ(ミャンマー)はイギリスから独立を果たしてから、アジアで最も裕福な次回もあったが、今の日本と同様、外国人に融和的でなかったので50年後にはアジアで最も貧しい国になった、ガーナも裕福な国だったが、外国人を拒んでからは衰退した(p55)

・中国は4回も世界の覇権を握った、1)2200年以上前、秦の始皇帝が中国を支配した時、2)1000年代、宗の銅の生産量は19世紀後半から20世紀初頭に世界一だったイギリスの生産量を凌駕していた、3)フビライハンが率いた元の時代、4)1400年代の明の時代(p74)

・アメリカが現在中国に対して行なっている封じ込め策は失敗するだろう、オランダも造船技術をイギリスに対して封じ込めしようとしたが失敗、イギリスは精密機械のマニュアルをアメリカに渡すのを拒んだがうまくいかなかった、日本はこの試みに加わらない方が良い(p86)

・現在はフィアットエコノミー(法定通貨により形成される経済圏)であるが、クリプトエコノミー(仮想通貨などの暗号資産によって形成される経済圏)への人口移動が加速している、クリプトは印刷費がかからず、誰が何のためにお金を使っているか把握することができる点が、これまでの法定通貨にはないメリットである(p109)

・今の日本に必要なのは、オリンピックや万博のような一時しのぎの取り組みを推進することでなく、紙幣を大量に刷って円の価値を下げることでもない、競争力のあるビジネスを育てることである(p125)

。アメリカで女性に対する扱いが変わり始めたのは、実に40年以上までのこと、長い時間をかけて現在のような環境が作られたことを鑑みると日本が追いつくにはまだまだ時間がかかるだろう(p134)

・今後も日本で働くことを考えているのなら「自分にとって一番向いている職業」な何かを真剣に考えてその仕事をすること(p134)オンとオフの双方の境目を意識しなくてもできる仕事こそ、あなたの適職である(p135)

・あなたがもし65歳なら、残りの人生を終えるまでの間は日本政府がしっかり面倒を見てくれるだろう、しかしけして政府の言いなりにならず、あなたが好きなことをすべきである(p139)

・日本にチャンスがある産業として、1)観光業、2)農業、3)教育(外国人留学生)がある(p174)

2023年3月30日読了