・著者(藤本氏)が日本で初めて正面攻撃説を提唱して26年(2008年現在)信長の戦術が迂回奇襲でなかったことは、現在ではほぼ定説になっている(表紙)
・戦国大名の戦いというと、最初から双方とも主力決戦を目指したように思われがちだが、そんなことは滅多にない。戦いで被った損害は、最終的には自分に跳ね返ってくるから、損害を顧みずに戦うことは避けなければならない(p60)
・信長は、今川軍、浅井・朝倉軍、武田軍を破ったが、家を滅亡するまでには時間がかかった、秀吉は決戦の勝利が敵の滅亡に直結していた、信長の場合は、敵や敵になりそうな者がたくさんいたので、一戦闘における戦果の拡大に集中することができなかった(p65)