・思い立ったいろんなことに手を出してみるのは、やりたいことを全部やって、アーティストとして生きるための「種まき」である、何に挑戦するにせよ、それが飯の種になるかどうかは問題ではない、好きでやっていることが、お金になることであっても、お金を稼ごうとしていない、アーティストとはそういうものである(p19)何をやりたいか、という「クリエイティビティ」は誰かに教わるものではない、自分で模索し、何度も試行錯誤を重ねることで培っていくしかない(p28)
・株価が暴落した時の「損失率➗累積投資額=損失割合」は、長期投資の方が低いが、損失「額」は、長期投資の方がはるかに大きかった(p49)
・バブルの発生と崩壊は資本主義の性質なので、2度とバブルが発生しないというのは、資本主義の終わりを意味する。遠からぬタイミングに「その日」=最後のバブル崩壊と資本主義崩壊、を迎える日が訪れると見ている。これが長期投資をしてもお金は増えないと私が主張している根拠であり、いますぐ投資をやめることを進めたい理由である(p51)
・IMFが出した2024年の世界経済見通しによると、円ドル為替の購買力平価は「90.9円」である、円高になると、海外で日本製品が売れなくなり、輸出企業の業績が下がり株価が下がる。91円になれば、日経平均は3000円にまで下がる可能性が高い(p52)
・将来の生活を守ためには、一生懸命働いて貯蓄する、そして生活費を限りなく減らしていくこと(p70)
・そもそも金投資は、余裕資金を持つ富裕層向けの投資手段である、相場が高騰するのを待てるだけの経済的余裕がある富裕層でなければ手を出すべきではない(p74)金投資のリスクは、1)相場の乱高下により大きな損失を被る、2)他の資産と比較して盗難被害に遭いやすい、3)政情安定な日本では安全資産として保有する意義が乏しい(p76)
・シラーPER(=株価が1株当たりの純利益の何倍になっているか)は25倍以上でバブルとみなされるが、米国株は100ヶ月以上もこの状態が続いている、ITバブルは79、リーマン不動産バブルは52ヶ月なので、崩壊の時期は近い(p96)
・安倍政権の2020年度、プライマリーバランスは、対象経費80兆円、国債発行額153兆円だったのは事実、それでも国債価格や為替に何の影響もなかった、それから5年ほどで物価が上がりインフレとなっているが、財政均衡していないことではなく、世界的に物資の供給量が減ったことや戦争によってエネルギーや食料価格が上がったことにある(p114)
・岸田政権は、金融所得課税強化(=金持ち優遇の税制に一石を投じる)を目指していたが、投資家の猛反発に遭い、この政策を撤回して「みんなが投資で儲けましょう=新NISA」と、真逆の政策に転換してしまった(p123)
・年金は積立方式で、税金とは違って支払った分はそのうち返ってくると言われてきたが、2004年に導入された「マクロ経済スライド」(=その時の賃金や物価に合わせて年金給付水準を調整する)によって、そのロジックが変わった(p131)
・働き方改革には反対である、20代・30代には技術・技能・知識・知恵、さらには仕事人としての信頼を担うべき黄金期である、ここで頑張らすして、明るい未来はない(p168)40代を過ぎて気力・体力が落ちた分を補ってくれるのは、長い経験の中で培ってきたものと、それによって築いたポジションしかない、やりたいことをやりながら好きなように生きられるかどうかも、それ次第で大差が出てくる、要するに、人生の分かれ目は「20代・30代にある」と言いっても過言ではない(p170)40代になったら、新たな武器を得る段階ではなく、それまでのキャリア・実力の積み重ねがものをいう(p193)
・やりたいことを見つけるにはどうすればいいか「まずやってみること」やって楽しかったら続ける、楽しくなかったら、さっさと止めて次に行く(p217)